この５ヶ月間のバンクーバー生活も終わろうとしています。
初日、空港に到着した時は、英語を話すということに極度に緊張してホストファミリーに電話するのもためらっていた自分を思い出します。

4ヶ月間学校で会話、ライティング、ビジネス英語と基礎的な英語を学びました。フレンドリーで熱心な先生方と出会えたこと、そしてできる限り耳にしたこと、目で見たことを吸収しようという気持ちにより、英語力は本当に高まったと実感しています。

5ヶ月（目？）、最後の一か月はインターンとして留学生向けの旅行代理店で働いています。 今まで学校で身に付けたことを実践で使う素晴らしい機会！
学校では英語の学習が第一の目的だったため、先生方が丁寧な英語を話してくれていましたが、職場では驚く程のスピードで英語が飛び交っています。
インターンとはいえ社員の一員としてコミュニケーションをとろうと必死な日々ですが、生の英語に触れるチャンスを得られたことを嬉しく思います。正直なところ初めの一週間は仕事を覚えること、ハイスピードな英語についていけるかが不安で大変な毎日でした。ですが、職場の方々は本当に優しく、笑顔で接してくれるので、今は何の心配もなく伸び伸び楽しく仕事をすることができています。

私の主な仕事はマーケティング＆営業アシスタントとガイドアシスタントです。平日は営業先に同行したり事務仕事をし、週末はツアーに参加しバンクーバー周辺を旅行しています。カナダの雄大な自然に触れ、またツアーに参加している世界各国からの学生さんと出会うことで、人と人とのつながり、いろいろな価値観・・・言葉では言い表せないほど多くのことを得られました。

過ぎてしまえばあっという間だった5ヶ月。ですが、今までの人生の中で一番悩んで、でも同じくらい笑って、全力投球出来た、後悔という言葉がない素晴らしい時間でした。ここで得た英語力、友達、コミュニケーション能力、かけがえない思い出は私のこれからの人生を輝かせてくれると確信しています。
だからこそ、留学期間の終わりがゴールではなくスタート地点として、この先私に何ができるのかを考えています。私の夢は翻訳家になること。ここに来る前までは英語力をはじめいろいろなことに自信がもてずに夢のままで終わってしまいそうでした。でも今は絶対に実現できるという強い気持ちを持てています。留学するということは人生にとって大きな決断ですし、サポートが必要なときもあります。成長できた自分自身を誇りに思うと同時に支えてくださった方々に心からお礼を言いたいと思います。ありがとうございました！！！