カナダ留学無料カウンセリングLangara College   |  カナダ BC州・バンクーバー 

公立カレッジを修了。バイリンガル秘書が目標。


Langara College
岡田知佳(おかだちか)さん Langara College
Business Management Degree
Langara College

私が留学をしようと思ったきっかけは、学生の頃、周りに帰国生が大勢いたこと、そして仕事で外国人のお客様とお会いする機会が多々あったことです。

学生時代、英語で行われる講義を通訳してくれる友だちを羨ましく感じ、英語を勉強したいと漠然と考え、TOEICの勉強を始めました。大学卒業後、TOEICの点数にはそれなりに満足していましたが、就職先で外国人に英語で複雑なことを説明できないもどかしさを感じ、渡加し英語を学ぶことを決意しました。ただ日常会話を学ぶのではなく、ビジネスでも使える英語力とビジネスの知識を求めていた私は、バンクーバーにある公立のLangara Collegeに進学することに決めました。Collegeに行けばカナダ人と机を並べて勉強ができると思ったからです。

Langaraに入学するための英語力が無かった私は、まず付属のESL(LEAP)に入学、その後Business Managementコースに入学するという青写真を描きました。日本では、1日でも早くLEAPを卒業することを念頭にまず準備を行いました。こちらの大学で最も必要とする能力はライティングです。日本でエッセイの書き方を習っていなかった私は一から勉強しました。そしてTOEFLの教材を使い、エッセイの練習、そしてアカデミックな場面で使われる表現を復習しました。ESLに入学し、その5ヵ月後、無事カレッジへの入学が認められました。そして2年後、予定通りBusiness Management Degreeを取得しました。

Langaraでは、経営学、会計学、経済学、マーケティング学、統計学などを履修しましたが、最も苦労したのはやはりEnglishです。
カナダ人と同じ課題をこなすだけで精一杯で、それ以上を望むことは不可能でした。ライティング技術、単語力、表現力など全ての点でカナダ人に劣るためストレスを感じる毎日でしたが、北米での自己表現方法を学ぶことができ、非常に有用であったと思います。また、クラス内の人数が40人と、日本の大学に比べ少ないため、講師と学生の距離は近く、講義時間外に質問のため講師を訪ねることも多々ありました。

また、Langaraでは実践的な内容のコースを多く提供しています。私が最終学期に履修したBusiness Planningは、一つのビジネスを始めるための計画書を作成するコースです。販売戦略や予算、人事などを網羅し、最後にクラス内でプレゼンテーションをします。今まで学んだビジネスの知識はもちろんのこと、英語のライティング力やスピーキング力も求められるので、非常に大変でしたが、グループワークということもあり他のメンバーと協力して仕上げることができました。

もし、ある程度の長い期間、英語を勉強しようと考えるなら公立カレッジをお勧めします。公立カレッジは日本人留学生の数が圧倒的に少なく、カナダ人や他国出身者と出会える機会が非常に豊富だと思います。また、カナダではさまざまな年齢の人が大学で勉強しています。働きながら大学で勉強する人も多いので、彼らの豊富な社会経験・人生経験を講義内で垣間見ることもできます。

また公立カレッジの特筆すべき点は、選択できる科目が多いことです。興味のある科目を学びながら英語力も伸ばせるのは、公立カレッジならではだと思います。好きな教科を勉強することはそれ程苦にはならないし、非常に効率が良いでしょう。ただ、どの教科を履修にするにしろ、特にライティング力とリーディング力が必要です。カレッジ入学前に、ライティング力と単語力を上げる、そして履修しようと思う科目を日本語で一通り予習しておくと、入学後、勉学がスムーズに進むでしょう。

私は将来、日本語と英語を理解し、ビジネスの知識もあるバイリンガル秘書として働きたいと思っています。元来、秘書は上司の指示に従うだけで良いと言われていましたが、秘書として求められる資質も年々変わってきています。現在の秘書の業務内容は多岐に渡っており、上司の仕事内容を理解するには、ビジネスの知識は不可欠だと考えています。日加いずれの国で働くにせよ、英語力があるだけでは、多様なビジネスの現場に対応できません。英語力が求められるのは言うまでもありませんが、それに加え、ビジネスに関わる知識や経験が、会社、そして業界全体の動向を追う上で常に必要となります。私はカナダ留学で得た英語力とビジネスの知識を活かし、ただ上司のサポートをする秘書ではなく、一歩踏み込んだサポートもできる秘書になりたいと考えています。

Top of page

1981-2008 Copyright (C) Japan Advertising Ltd. Canada Journal, All rights reserved.