開設前から大注目の新路線
Whistler Mountaineer ロッキー観光専用列車として人気を独占しているロッキー・マウンテニア・レールツアーが、今年から「ウィスラー・マウンテニア」を開設する。 2010年冬期オリンピック開催地として話題が絶えることのないバンクーバーとウィスラーの間を「Sea to Sky」と呼ばれる観光ルートに沿って3時間かけて走るツアーで、バンクーバー観光の定番になると予想されている。 また、「ウィスラー・マウンテニア」の延長として「フレーザー・ディスカバリー・ルート」があり、ブリティッシュ・コロンビア州のゴールドラッシュの歴史名勝地を通過してロッキーまで行くこともできる。 「ウィスラー・マウンテニア」と「フレーザー・ディスカバリー・ルート」をあわせたツアーは6泊7日の行程で、ロッキー・マウンテニアが行う他のツアー同様、日中は列車の旅を楽しみ、夜は下車して地元のホテルに宿泊する。 ロッキー・マウンテニアではこの他に、同ツアーよりロッキー観光が1日長い「ノーザン・エクスプローラー」(8泊9日)、ウィスラー、ロッキー、バンクーバー間を往復する「ゴールデン・サークル」(9泊10日)、バンクーバーからウィスラーとロッキーを経由してトロントまで行く「ノーザン・レール・ジャーニー」(10泊11日)、同コースを延長して大西洋岸のハリファックスまで行きカナダを文字通り横断する「ノーザン・コースト・バイ・コースト」(16泊17日)などを行なっている。 どのツアーも「ゴールドリーフ」と「レッドリーフ」クラスがあり、ホテルもスタンダードからデラックスまで3つのクラスから選ぶことができる。 ケント・ナガノが音楽監督に就任
Orchestre symphonique de Monrtreal > www.osm.ca/index_en.cfm 世界の珍種をコレクションした植物園
モントリオール・ダウンタウンのオリンピックパークに隣接するモントリオール・ボタニカルガーデンズは、世界各地からひじょうに多くの植物を収集し、その種類の多さで世界屈指の植物園として知られる。 園内には、温室、屋外植物園、昆虫館、図書館があり、見学の所要時間は温室約1時間、屋外植物園約3時間、昆虫館約45分。図書館には2万5000冊に及ぶ書籍、100以上のマルチメディア資料、300本のビデオ、32000のカタログ類、55000冊の植物関係雑誌などが収蔵されている。> www2.ville.montreal.qc.ca/jardin/en/menu.htm 手軽に楽しめるクルーズ定期便
自然が美しいバンクーバーの街を手軽に楽しむのなら、有名な観光名所を海上から一望するクルーズツアーがお勧めだ。ランチクルーズ、ディナークルーズ、港周辺を周るハーバーツアーなどの毎日定期便があるので、自由時間のスケジュールに合わせて好きな時に参加できる。 ランチクルーズは、沿岸山脈に囲まれた静かな入り江を出港し、入り江を下って往復する4時間ツアー。ウォーターフロントの邸宅、個人が所有する島々、野生の動植物などが見られる。 人気の高いサンセット・ディナークルーズは、北岸の背景にそびえる沿岸山脈、ウエスト・バンクーバーの海岸などを海上から眺め、バンドのライブ演奏を聞きながら料理を満喫する2時間半のツアーで、太陽がゆっくりと太平洋の向こうに沈む景色が最高。毎年クリスマス時期には、船をカラフルなライトで飾りつけ、ライブミュージックと夕食を楽しむクリスマス・キャロルシップも行っている。
> www.boatcruises.com アメリカ独立戦争でできた歴史の町
City of St.Catharines カナダで最も古い観光名所はナイアガラの滝。そのナイアガラの滝とトロントの間にある町がセント・キャサリンズだ。 セント・キャサリンズの歴史は、アメリカが独立戦争に勝ち、1783年のパリ条約でアメリカ合衆国の独立が認められたことに端を発している。アメリカの独立と同時にアメリカとカナダの間に国境ができたが、イギリスを支持していた人たちがアメリカを離れてカナダ側に移ることを希望した。イギリス政府はこれを歓迎し、ナイアガラ半島と呼ばれる広大で豊かな土地を彼らに与え、その中心の町として誕生したのがセント・キャサリンズだ。 町名は何度も変わり、1980年台には、当時の生活に大変重要であった駅馬車のターミナルとして、「タバーン」と呼ばれる宿屋を作ったポール・シップマンの名前をとり、「シップマンズ・コーナー」と呼称されていた。タバーンは宿屋と居酒屋が一緒になったもので、地域人たちの情報交換や社交の中心地であった。今でも、東部カナダにはタバーンと呼ばれる居酒屋が残っている。 現在、セント・キャサリンズはナイアガラ半島地域の産業の中心となり、カナダを代表するワインの産地としても広く知られている。そのセント・キャサリンズでは、ワイナリー巡りがお勧めだ。なだらかな丘陵に囲まれたワイナリーを回れば、ナイアガラ半島特有の穏やかな空気に包まれ郷愁にさそわれる。ワイナリー巡りの後は、こじんまりしたダウンタウンのタバーンに入ってみよう。歴史あふれるオンタリオの町ならではの温もりに包まれるまずだ。 ネイティブアートファン必見!
McMichael Canadian Art Collection > www.mcmichael.on.ca ノースウエスト準州マスコックからとれた 柔らかく保温性抜群のセーター オーロラで知られるノースウエスト準州(NWT)は、ユーコン準州とヌナブト準州に挟まれた北緯60度以北に位置している。NWTの土地は亜北極帯を取り巻く亜寒帯森林のタイガ地帯と、寒冷な気候のツンドラ地帯で形成され、グレート・ベア湖(世界で8番目に大きい湖)、グレート・スレーブ湖(世界で10番目に大きい湖)、そしてグレート・スレーブ湖からボーフォート海に注ぐ全長マッケンジー川(カナダ最長の川)などがある。壮大で変化に富む大自然のなかで、釣り、野生生物観察、その他のアウトドアライフが楽しめる。 NWTに生息する野生動物のなかでも特筆されるのがマスコックだ。このマスコックの毛皮はひじょうに柔らかく保温性が高いことで知られており、マスコックのダウンを集めて作ったセーター類は、NWTが生んだユニークな衣類だ。 > www.qiviuk.com > www.banffpark.tv/jacquescartier/ ピラミッドのエネルギーでテイストアップ!
Summerhill Pyramid Winery 14年間の研究成果が驚くべき結果を生んだ!ブリティッシュ・コロンビア州オカナガンにあるサマーヒル・ワイナリーは、ピラミッド型の建物に液体を保存するとワインの味が飛躍的に向上することを発見。3年間テストを繰り返した後、実寸のピラミッドの8%のサイズに相当するピラミッド型のワイン貯蔵庫を完成させた。 毎日午後2時に、一般客が参加してピラミッド貯蔵庫に保管されたワインと、一般の貯蔵庫に保管されたワインの味を比較しているが、ほとんど例外 なく、ピラミッド貯蔵庫で保管されたワインの方がよりスムーズで香りが高いと判断されている(同条件下で収穫・製造され、同じ室温で30日〜90日保ったワインを使用)。 なお、サマーヒル・ワイナリーでは65エーカーのブドウ園を所有し、赤、白、アイスワイン、発泡ワインを製造しているが、ブドウ園では一切の化学肥料や農薬を使わず、PACS(Pacific Agriculture Certification Society)からオーガニック農場の認定を受けている。 > www.summerhill.bc.ca トロントのNo.1ナイトスポット
カップルで最高に楽しい夜を過ごしたい人にも、パートナーを見つけたい人にもお勧めなのが、オンタリオ州トロントのナンバー1ナイトクラブ・ホットスポット B&Bでノンビリ旅行を楽しむ芸術家の島 ブリティッシュ・コロンビア州太平洋沿岸に<アーティストの島>と呼ばれるソルトスプリング島がある。アーティストが多く住むようになった経緯は明らかではないが、島の住人として作家、工芸家、写真家、陶芸家、画家などが集中し、週末にはファーマーズ・マーケットに様々な作品が登場する。なかにはスタジオやアトリエを公開しているアーティストもおり、島の名物になっているほどだ。 ソルトスプリング島のレジャーは、マウンテン・バイク、カヤック、釣りなど。すべてレンタルで手軽に楽しめ、カヤックはレッスンもある。マウンテン・バイクでトレイル周りをしたり、カヤックで近隣の島々まで渡ったり、海釣りで大物に挑戦したりと、アウトドア・ファンならこたえられない環境だ。ソルトスプリング島に滞在するなら、B&B(ベッド&ブレックファースト)に泊まるのがお勧めだ。雰囲気のあるB&Bが多いことでも知られ、民宿風のものから、レジャー施設を備えた高級感のあるものまで、アイランド・ライフにピッタリ合ったB&Bが待っている |