ホテルでの仕事の合間をぬって 待望の旅行に出発
翌日、レイクルイーズを目指し出発。しかし最悪なことに、連日の雨で土砂崩れが発生したため、道路が遮断されていた。復旧のメドが立たないということで、思い切って予定を変更して、一路カルガリーへ向かった。この日もかなりガスがかかっていて、景色は良く見えなかった。そんななかでも、途中、目の前に現れた湖の色にびっくり。「水の色がグリーンだなんて!」 ロッキーを背に平原が広がるカルガリーに
しばらく走ると景色が一変。今までは、山、山、山だったのが、いきなり大平原に。それも永遠に続くかと思うくらい、ずーっと同じ景色。あらためて、カナダは広い国だなぁと実感。数時間後、こんな道を走り続けていたら遠くのほうに、ビルのような影が、そして住宅街も。久しぶりにビルを見たことに、ちょっと感動してしまった。 カルガリーでショッピングをした後、せっかくここまで来たのだからドラムヘラーという町まで行くことになった。この町は恐竜の化石が有名のようだけど、私達の目的は、きのこの形をしたフードゥーズと呼ばれる巨岩。「自然の力ってすごいなぁ」と、またまた感動した。 その後、ロッキーに再挑戦! 今回は、カルガリー方面から入ったのだけれど、天気も良く、山が迫ってくるのをしっかり感じることができだ。レイクルイーズ、モレイン湖、ボウ湖、ペイト湖、エメラルドレイク・・・たくさんの湖を見てきた。どれもきれいな湖だけど、その表情(色)は違う。同じ湖でも、時間帯、天候などによって表情が違うから不思議。湖だけでなく、周りの山々も、素晴らしかった。 ロッキーは、言葉で表現できるようなところではない。写真やテレビでは見たことがあっ たが、あれ程までの存在感は、実際に自分の目で見ない限り絶対わからない。今回の旅行では、カナダという国の大きさ、そして、そのなかに溢れるたくさんの自然を堪能できた。こんな感動を味わうことができて、私は本当に幸せ。日本にいる家族や友達にも一度は味わってもらいたい、この雄大なカナダを。
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