スタディ - 留学・英会話
Ohio title

食文化研究の学内発表があり、
研究に貢献したということで賞状をもらった。


柴垣 有佐さん

柴垣 有佐
(しばがきありさ)23歳
食文化研究でもらった賞状を もって

京都ノートルダム大学人間文化学部英語英文学科卒。同校在学中にアメリカ・メリーランド州カレッジ・オブ・ノートルダム・オブ・メリーランドに1年交換留学。現在はオハイオ州ボーリンググリーン州立大学の大学院でポピュラーカルチャーを専攻し修士号取を目指している。卒業後は、他の大学で博士号を取得することが目標。フィールドワーカーとして教授の研究を手伝い、学内インターン生として、ポピュラーカルチャーライブラリーでも働いている。

line
一方で、卒論の方は色々な事情があって相変わらず進んでいない。毎日が漠然と過ぎていく気がしてストレスが溜まるが、今回は私なりのストレス解消法を紹介してみたいと思う。

line
まずは、運動をすることである。
夏は、大学のジムで運動するが、今は自宅で出来るヨガを始めた。テレビで朝・夕とヨガの番組がある。それほど激しい運動ではないので、毎日欠かさずやっている。ヨガをすると少し頭がすっきりするようだ。

line
次に、ゆっくりと自分の時間をもつことである。私は、コーヒーを飲むのが好きなので、学内にあるスターバックスで毎朝コーヒーを飲みながら、新聞を少し読み、日記を書くのが日課である。週末は別のカフェで同じような時間を過ごす。毎朝この時間を過ごすことで、勉強への新たな意欲が生まれる。

line
3つ目は、料理である。日本にいた頃は、両親と暮らしていたので、母の手伝いをすることはあったが、それほど料理はしなかった。そんな私が食文化研究に興味をもち出したおかげか、色々なものを作るようになった。また、日本だとコンビニにでも行けば、自分の欲しい物は大体手に入るが、ここではそういうわけにもいかないので、自分で作るしかないという必然性もある。それに、アメリカのスーパーではアジア食品を取り扱っていても種類は限られている。隣町まで行くとアジア食品店はあるらしいが、なかなか行く機会がないので、作るのは主に洋食や中華料理。

柴垣 有佐さん

ボーイフレンドと一緒に


その他お菓子も作るし、最近はパンも作るようになった。アメリカ人はパンを食べるから、パンは美味しいだろうと思っている人が多いかもしれないが、私には日本のパンの方がはるかに美味しい。日本ではパン派だった私だが、アメリカに来てから急にお米派になった。お米もここでは日本のようなお米は手に入らないので、インド米を食べている。いずれにせよ、食べたい物を我慢するとストレスになる。また、料理をすると気晴らしにもなるので、とても良いことだと思う。

柴垣 有佐さん

学校にある像の前で

line
4つ目は、日本のテレビを見たり、音楽を聴いたりすることである。留学2年目にして気づいたことは、いやに日本が恋しくなったことだ。元々日本人の少ない学校だが、1年目は日本人の友達もいたし、日本語に触れる機会も今よりあった。しかし、友達も日本へ帰国してしまったため、2年目からは日本語からは全く遠ざかってしまった。幸いなことに今はインターネットで日本のドラマを見ることができる。また、冬休みに帰国した際、映画やドラマをDVDに焼いてかなり持って帰ってきたので、見ることができる。アニメなら、アメリカでも借りることはできる。やはり、母国の映像や音楽は癒される。

line
人それぞれストレスの解消法は違うが、私はこのようなことをすることで精神がとても安定する。論文を本格的に書き始めるとなかなか今のようにゆったりとした時間をもてないだろうし、ストレスも今以上に溜まると予想される。しかしながら、限られた時間内でも、出来るだけ心に余裕をもてるように、私なりの方法で残りの学期を乗り越えていきたいと思う。

Top of page