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熊田美砂
留学相談Q&A - by 熊田美砂 (カナダジャーナル留学カウンセラー)

 

Q. 最近、「CO-OPプログラム」や「CO-OPビザ」という言葉をよく聞きますが、「CO-OP」とは何でしょうか?プログラム内容についても詳しく教えてください。

 

「CO-OP」は「CO-Operative」の略で、日本語にすると「共同(または協同)」と言う意味になるのですが、専門学校や大学等で用いられる「CO-OPプログラム」または「CO-OP Education Program」とは、学校と企業が共同し、受講科目に関連した分野で職務経験をもてるようカリキュラムが組まれているプログラムのことを言います。インターンシップ(企業研修)とほぼ内容は変わりませんが、通常無給であるインターンシップとは異なり、CO-OPプログラムでは有給で働くことが認められています。卒業後の就職活動を行う際には、学校で得た知識のみでは難しく、知識+経験が必要とされることから、このプログラムはまさに就職対策プログラムとして留学生や地元の学生から注目を浴びています。


「CO-OPビザ」は、「CO-OP work visa」と呼ばれ、CO-OPプログラムを受講している留学生に対して発行される就労ビザのことです。通常、留学生は校外で働くことができませんが、CO-OPプログラムを受講する学生は、プログラムに職務経験が含まれるため、就学ビザと就労ビザの2種類取得することが可能となっています。

CO-OPプログラムを設けているコースは、専門学校では、国際貿易やホスピタリティーが主で、学校によってはウェブデザイン、コンピューター・プログラミング、ビジネス・アドミニストレーション(経営)等他のコースで も行っています。大学のCO-OPプログラムは観光学が主ですが、他の分野で同プログラムを設置しているところも若干あります。CO-OPプログラムを設けていない専門学校や大学も多数あり、それらの学校では、インターンシップを行っています。

就労する期間や時期は、学校や大学のプログラムにより様々で、入学と同時に働けるコースもあれば、プログラムを修了してから行うコースもあります。大学の場合は、決められた単位数を取得した後、または決められたセメスター(学期)中に就労することになっています。労働期間は 就学する期間を超えてはいけない規則となっていますので、就労が主になることはありません。

 

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