スタディー−留学・英会話記事
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キャリア・メイキングの即効策
企業実習でチャンスをつかむ

英語の実力を生かしてキャリア・アップしたい人や、外資系の企業や海外で就職を希望する人にとり、北米の企業に実験入社して職場体験することは、日本の学校で学ぶ何倍もの効果がある。このため、企業実習を目的にカナダに留学する日本人が増えているが、 実習に備えた英語教育を行い、カナダの一流企業に実習生を送るオンタリオ州トロントのBEST(Business English School of Toronto:www.englishthebestway.com)に、実習プログラムの現状を聞いた。

Q:BESTの企業実習のプログラム内容は?

A:TOEFL475点以上の中級者から上級者を対象にした3ヵ月のディプロマ・コースで、北米の企業に就職する実力を身につけることを目的としています。週5日、1日4時間の集中講座で、ビジネス英語の基本を始め、電話のかけ方、レジュメ作成スキル、プレゼンテーションと交渉スキル、マネージメントとコミュニケーション・スキル、顧客対応スキル、就職活動と面接スキルなどを学んだ後で、実際に企業の面接を経て実習を経験します。入学希望者は電話でインタビューを受けていただき、英語のレベルをチェックしています。

Q:入学する日本人生徒の年齢層は?

A:大学卒業者から30歳までが主で、夏休みを利用して受講する大学生もいます。現在総生徒数の30%から50%が日本人です。

Q:実習先の企業の選択方法と実習のための面接の合格率は?

A:専任カウンセラーが生徒の希望と実力に基づき企業を選び、面接の練習を行います。企業によっては人材の条件を細かく指定していますから該当者以外は送りません。実習の面接にはほとんどの生徒が合格します。一度で合格するとは限りませんが、合格するまで何回でも面接を繰り返します。もちろん生徒自身があきらめた場合は仕方ありませんが、こうした例は5%以下です。受け入れ先の企業のコメントや実習を行った生徒の体験談をホームページで紹介しています。

Q:コース終了後の生徒の状況は?

A:日本人生徒の50%は帰国し就職活動に入ります。20〜25%はカナダに引き続き滞在して就労ビザの取得を試みるようです。実習先の企業に気に入られて就職する例もあります。

Q:どんな人が企業実習プログラムに向いていますか?

A:自分の将来を考えて努力するチャレンジ精神が旺盛な人で、レジャーを目的にした留学生には向いていません。特にワーキング・ホリデーを利用できる20歳代の人は、プログラム終了後にカナダで働くこともできますから良いと思います。