履修課程と学位大学には、学士、修士、博士の3課程があるが、学士課程しかない大学もある。また、大学のほとんどが学位取得課程のほかに、Diploma(ディプロマ)、Certificate(サーティフィケート)の2種類の修了資格を与える1〜3年コースをもっている。
申請準備:資料請求大抵の学校は、Eメール、ファックス、ホームページなどで資料請求ができるようになっている。資料請求する場合、必ずその学校のCalendar ( 日程表)も入手したい。Calendar には、最新の1年間の予定をはじめ、学校の規則や申請の手順、プログラム(コース)の種類や内容の説明など、大学の情報がすべて入っているのでとても便利だ。料金は学校によって異なるがC$5〜C$35程度。Eメールやファックス、ホームページで資料請求する場合、下記の必要項目を記入しる。また、手紙で資料請求をする場合は、資料返信先の自分の名前と住所を記入した「返信用ラベル」を同封する。
学校から送られてきた資料をチェック資料請求をすると、早ければ2週間程度で返事が来る。学校から送られてくるカタログや学校の説明書には、だいたい次のような内容が載っている。
ESLから始める人が多い日本の高校や大学から、いきなりカナダの大学に入学するのは、高い英語力がない限り難しい。カナダの大学へ留学を考える人は、まず大学付属の ESL コースに入り、ある程度英語の成績を上げてからトライしたほうが賢明だ。大学付属の ESL は、大学の図書館やコンピューターラボ、スポーツジム、カフェテリアなどの設備も使え、大学の情報も頻繁に入ってくる。さらに、大学の入学審査の際、カナダの ESL で勉強していたという実績が評価されることもある。また、B.C.州やアルバータ州のコミュニティ・カレッジのなかには、ESLでしっかり英語力をつけてから大学編入コースの単位を修得すれば、大学学部の2年〜3年次に編入できるところもある。いずれにしても、カナダの大学留学は、学力も英語力もかなり高度な実力が必要とされるので、準備は留学予定より、少なくとも1年前には開始したい。
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