スタディ - 留学・英会話

 
(実際のカウンセリング記録です。)

Q: 美容師として2年働き、子供の英語教師も3年勤めましたが、自分探しをテーマに半年から1年留学したいと思っています。また、職場実習も体験し、将来はカナダに住みたいとも考えていますが、特定の分野を絞れずにいます。まずはビジネス英語を習い、その後に専門分野を決めることは可能でしょうか?現在の英語力はTOEIC710で、留学まで800にまで上げたいと思っています。アドバイスをお願いします。
E.Mさん(群馬県。26歳)


A: 最初にビジネス英語を受講し、その後にカレッジ(専門学校)に入学して将来の分野を絞り込むことが良いでしょう。ビジネス英語は一般英会話コースと比べて実践的で、学校のよっては産業界の現役を講師に雇っている場合もあります。このため、北米社会の生活概念や商習慣に関する知識も増え、将来進む分野の選択もより自然に行なえるようになるでしょう。

TOEIC 710あれば、ビジネスコースもカレッジの専門コースも入学には問題ありません。語学学校のビジネスコースを経てカレッジに入学しても、最初からカレッジのビジネス英語コースに入学しても良いでしょう。カレッジの専門コースもTOEIC 650以上あれば入学できますので、Mさんの場合は、ビジネス英語コースを長期間取る必要はないと思います。


カレッジの専門コースの大半はインターンシップ・プログラムを含んでいます。美容や子供用英語教師養成コースもあり、有給のインターンシップもあります。
将来カナダで就職を希望する場合は、カナダの就職市場で実際にニーズの高い分野のコースを取ることが得策です。例えば、子供用英語教師と美容師を比較した場合、美容師の需要の方が高いと言えるので、子供用英語教師養成コースは避けた方が良いでしょう。


なお、公立カレッジ、または学位を授与する資格のある私立のカレッジの8ヵ月のコースを修了し、コースの合格基準を満たした場合、1年から2年間の就労ビザを申請することができます。就労ビザの有効期間は、バンクーバー、モントリオール、トロントのカレッジを修了した場合は最高1年まで。この3都市以外のカレッジを修了した場合は最高2年までで、修了したコースに関連した職種で雇用先が決まっていることが条件となります。


インターンシップで成績が良い学生は、その職場で引き続き働くことを求められる場合もありますので、就労ビザが取得できることはひじょうに有利です。カナダは海外からの人材を受け入れていますが、カナダで教育を受けた人や就職したことがある人は、移住権の申請時に優遇されますのでこの点からも有利と言えます。


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