【2020年】カナダ留学に適した携帯電話端末ブランドを紹介

2019年12月19日

渡航前情報

2019年12月20日更新

スマフォを持っている学生達。Freepikからのイラストを編集

カナダ留学向けて、準備をしていく段階で、携帯電話はどうしよう？って迷われていませんか？

おそらく、留学を考えている日本の人で、99パーセントが、携帯電話は無しではいきてはいけない生活必要なデバイスとなっており、その99パーセントの人が、スマートフォンをお持ちだろうかと思います。

留学、観光、仕事色々な目的でカナダに来ても、その人らは、滞在中、確実にスマートフォンが必須の人たちです。

そんなことがないように、カナダ滞在中でも利用できる方法は、大まかに3通りあります。

1. カナダ到着後、カナダの携帯電話代理店で回線契約ともに機種を購入する
2. すでにお持ちの携帯電話機種を、SIMロック解除して持ち込み、カナダの携帯電話回線を契約して、利用する
3. 日本での契約している回線を継続のまま、カナダ国内ローミング可能とした状態で持ち込み利用する

3の方法は、電話料金もデータ通信もかなり高額になりますが、1週間や2週間滞在の場合は、その方法でもよいかもしれませんね。

1の場合は、こちらで説明していますので、ご参考にしてください。

【2019年版】バンクーバー携帯電話についてｰけーたい屋さんｰ

ここでは、2の場合で、今からその機種の購入を検討している方に向けてアドバイス介いたします。

カナダ留学のための携帯電話の条件

SIMロック解除されており、北米の携帯電話ネットワークに対応している機種であること
OSが、iOSもしくはAndroidであること
カナダ国内でも正規代理店で販売されている機種
発売されて3年以内のモデル

1の項目は、必須です。これでないと、カナダで使えません。

また、カナダでの電波の周波数は、LTE（4G）が 700MHzバンド、1700MHzバンドであり、3Gが 850/1900 MHzバンドとなっており、これらに対応される端末であることが要求されます。

カナダの携帯電話会社が使用している周波数バンドリスト

キャリア名	3G	4G（LTE）
Rogers Fido Chatr	2 (1.9 GHz) 5 (850 MHz)	4 (1.7 GHz) 7 (2.6 GHz) 12 (700 MHz) 17 (700 MHz)
Telus Koodo Public	2 (1.9 GHz) 5 (850 MHz)	2 (1.9 GHz) 4 (1.7 GHz) 5 (850 MHz) 7 (2.6 GHz) 12 (700 MHz) 13 (700 MHz) 17 (700 MHz) 29 (700 MHz) 40 (2.3 GHz)
Bell Vergin Lucky	2 (1.9 GHz) 5 (850 MHz)	2 (1.9 GHz) 4 (1.7 GHz) 5 (850 MHz) 7 (2.6 GHz) 12 (700 MHz) 13 (700 MHz) 17 (700 MHz) 29 (700 MHz) 42 (3.5 GHz)
Freedom Mobile	4 (1.7 GHz / 2.1 GHz)	4 (1.7 GHz) 7 (2.6 GHz) 13 (700 MHz) 66 (1.7 GHz)
Videotron	4 (1.7 GHz)	4 (1.7 GHz) 13 (700 MHz)
SaskTel	2 (1.9 GHz) 5 (850 MHz)	4 (1.7 GHz) 13 (700 MHz) 41 (2.5 GHz)

SIMロック解除の仕方はこちらを参照。

https://canadajournal.com/%e3%80%902020%e5%b9%b4%e3%80%91%e3%82%ab%e3%83%8a%e3%83%80%e7%95%99%e5%ad%a6%e3%81%ab%e5%90%91%e3%81%91%e3%81%a6%e6%90%ba%e5%b8%af%e9%9b%bb%e8%a9%b1sim%e3%83%ad%e3%83%83%e3%82%af%e8%a7%a3%e9%99%a4/

実のところ、2、3、4は必須ではありません。

2の項目は、通話以外をしないのであれば、別にOSにこだわる必要ありません。でも、ほとんどの方がアプリを利用されていると思いますし、ネット接続をご希望方と思います。アプリが自由にインストールできる状態にしておけば、いがいなところでアプリが活用できます。

3と4の項目も、これにこだわらずに1の条件を満たせば、ご自身でもっている日本専売機種でも利用できます。また、古いモデルでも1の条件を満たせば、問題なく利用できます。

なぜ、強く勧めるかと言いますと、もし、壊れた場合です。

意外と日本で販売モデルの半分以上は、カナダでは販売されていないことが多いです。その機種がカナダに持ち込み後、使用中に壊れた場合、カナダ国内の携帯電話修理屋では対応できないことが多いのです。その部品が流通していないからです。また、部品が手に入ったとしても、その修理ノウハウが修理屋に伝わっていませんので、結局受け付け手くれないことが多いのです。

以上の事を踏まえて、次に日本で購入できて、カナダで問題なく使用できて、お勧めデバイスメーカー・ブランドを紹介します。

お勧め携帯電話メーカー / ブランド

1. Apple / iPhone

やっぱり、Apple のiPhoneです。Apple iPhone Logo Wikipediaより

カナダ国内シェアナンバー1の携帯電話メーカーブランドです。日本のモデルでも、SIMロック解除すれば、ほぼすべてのカナダの携帯電話バンドに対応しており、問題なく使えます。壊れた時、ほとんどの携帯電話修理屋さんが対応できます。

日本で現在利用中のiPhoneをSIMロック解除して貰えば、問題なくカナダのSIMカードが利用できます。

Apple Careの期間中であれば、カナダ国内のApple直営店（Apple Store）もしくは正規Apple公認販売店で保証が受けられます。

メトロバンクーバー内には、Apple Storeが5店舗もあり、これは、日本の東京都内にあるApple Storeの店舗数と同じです。人口割合から考えると、日本のApple Storeより利便性が高いかもしれません。それくらい、バンクーバーでは、iPhoneの普及率が高いことがうかがえます。ちなみに、カナダ国内でiPhoneのシェア率は、49.92％とまだ高めです。

中の人の一人

日本は、60.83％のシェアで、iPhoneがトップをぶっちぎっていますので、皆さんの6割は心配ないかもしれませんね

独自OSのiOSのアプリですが、その種類の豊富さはさすがアップルです。

もちろん、日本でダウンロードしたほとんどのアプリがカナダでも使えます。

2. Samsung / Galaxy

アンドロイド No1シェアサムソン・ギャラクシーロゴはWikipediaより

世界でのスマートフォンシェアナンバー1なだけ合って、すべてのカナダ国内の携帯電話キャリアが販売しています。カナダ国内ではシェア2位で29.55％です。

ほとんどのモデルの部品がお近くの携帯修理屋さんが入手可能で、即修理対応可能な状態でしょう。

メトロタウンにサムソン（Samsung）直営店がありますので、カスタマーサポートも受けられます。

日本でも、普及率は高く、ほとんどの日本の携帯電話修理屋さんで対応可能です。

一部の日本で販売されているGalaxyの端末は、北米の電波周波数に対応されていないことがあるので、よく確認するように。

3. Google / Pixel

Google の携帯電話『Pixel』。高品質で定評あ。 Wikpediaからの画像を編集

日本で導入されたのが2018年からですが、カナダは2017年から販売が開始されております。また、日本で販売されているモデルは、SIMロック解除すれば、北米のほとんどの携帯電話電波バンドおり、問題なく使えます。

もちろん、カナダ国内の流通度もそこまで低くなく、修理を取り扱ってくれる携帯電話修理屋さんが多いです。修理取りかかるまで、部品入手待ちの場合あり。

アンドロイドの大元のGoogleが提供しているだけ合って、日本でも修理対応店舗も多いです。

中の人の一人

もう少しシェアがあれば、確実にiPhoneの次にお勧めでしたが、Galaxyのほうがはるかに普及率が高かったので。

その他で日本で流通されているメーカーブランドについて

ソニー（Sony）、ファーウェイ（Huawei）については、日本でもカナダでも流通度は低くありませんが、日本で販売されている端末がすべてがカナダで販売されているわけではありません。一部のモデルはカナダでは流通されていません。同じ機体でも、中身は日本専用モデルだったということもあります（特にソニー）。カナダでも問題なく使用できたが、修理ができなかったケースをよくききます。

また、Huaweiに関しては、最新モデルでのGoogle Play Storeや、Googleアプリが使用できなくなったり、近い将来OSがHuawai独自のが採用される可能性があります。上記ブランドの中では、一番高性能でリーズナブルの価格で販売されていますが、Googleのアプリが使えなくなるのは、非常に痛いです。

シャープ（Sharp）も非常に魅力あるスマートフォンで、OSがAndroidで、最近のモデルは、北米で使用されている周波数にも対応されていることもありますが、カナダ国内で壊れたらまったく修理できないと思って下さい。

中の人の一人

日本国産ブランドの携帯電話やスマートフォンをお持ちの方は、留学の機に代換えを強く進めます！

中古で購入の場合

今、現在使用しているのは日本用でキープして、SIMロック解除されているモデルを中古で購入して持ってこられるも一つの手です。

日本の中古価格は、カナダに比べて安価なこともあります。

スマフォのほとんどが3、4年目には何からの不具合がでます。

とくにバッテリーが弱くなるようなことです。

また、4年前以前の端末は、4G（LTE）の周波数対応が、北米用を網羅していなかったモデルが少なくありません。もってきても、4G（LTE）が圏外になることが多かったりします。

せっかく購入しても、カナダでまた新しいの購入したことになる可能性が大です。

まとめ

結局、カナダで修理できるかどうかが選択の決め手なんです。画像はFreepikより。

中の人の一人

カナダでも日本でも不自由なく修理できるかどうかが、今回選出した決め手です。

基本、その機体が北米で利用可能であれば、ほとんどのモデルがSIMロック解除すれば、利用可能です。

ただ、考慮しないといけないのは、壊れた場合です。

新品でも、落とせばスクリーンが破損する可能性が大です。

カナダで流通していないモデルだった場合、修理ができない可能性が高く、日本の携帯修理屋さんに送らないと修理できない事がほとんどです。帰国時まで待つか、もしくは高い送料を払って日本の修理屋さんに送って、送り返してもらうかです。どちらにしろ、修復されるまでに多大な時間がかかります。

それらの修理リスクを考え、今回、上記の携帯でメーカーブランド選びました。

中の人の一人

個人的には、AppleのiPhoneを強くお勧めします

補足

SIMロック解除

ほとんどの日本の携帯電話は、SIMロックがかかっているかと思います。

ぜひ、SIMロック解除をお願いします。

こちらに、SIMロック解除方法を日本の携帯電話キャリア別に解説。ぜひ合わせてお読みください。

https://canadajournal.com/%E3%80%902020%E5%B9%B4%E3%80%91%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%80%E7%95%99%E5%AD%A6%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%A6%E6%90%BA%E5%B8%AF%E9%9B%BB%E8%A9%B1sim%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E8%A7%A3%E9%99%A4/