【2025年】 カナダの祝日「リメンバランスデー」とは?

11月になると、カナダの街中で胸元に赤いポピーの花をつけている人を多く見かけます。赤いポピーの花は、カナダの祝日「リメンバランスデー(Remembrance Day)」に関連があります。

「リメンバランスデー(Remembrance Day)」は、2025年11月11日(火)です。
当日は、カナダジャーナルのオフィスもお休みです。

本記事では、そんなカナダのリメンバランスデーについて紹介していきましょう。

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目次

リメンバランスデーとは?

リメンバランスデー(Remembrance Day)は、日本語で『戦没者追悼記念日/休戦記念日』のような意味になります。

カナダでも第一次世界大戦の際ヨーロッパに多くの兵士を送り、多数の戦死者が出ました。それ以降、11月11日は第一次世界大戦のみならず第二次世界大戦、その他の戦場で亡くなったカナダ兵士を追悼しています。

リメンバランスデーは何をする?

リメンバランスデー当日の11月11日の午前中は、各地の英霊を弔うモニュメントがあるスポットや、退役軍人施設でセレモニーが行われ、戦死者をたたえます。

ほかにもショッピングモールなど、カナダ国内各地の人が集まる場所で、午前11時に2分間の黙とうが行われます。

セレモニーは、カナダのみならずイギリスやアメリカでも行われ、アメリカでは『Veteran Day』と呼ばれています。

カナダジャーナルがあるBC州では、11月11日は法定祝日であり、多くの会社や学校などがお休みとなります。お店によっては休みだったり、早く閉まったりすることがあります。

なお、BC州以外ではお休みではない場合もあります。

赤いポピーのバッジの由来

第一次世界大戦中に、ヨーロッパの激戦地となったのがフランダースです。フランダースの地で戦闘が止んだ後、荒れ野原には赤いポピーの花が一面に咲いたそうです。

フランダースで従軍していたカナダの詩人ジョン・マクレーは戦闘で親友を亡くし、一面に咲いたポピーの花から着想を得て『フランダースの野に』という詩を書きました。

後に詩は出版され、赤いポピーは戦死者を悼む象徴となってきました。

10月後半からリメンバランスデー当日にかけて、胸元に赤い花のバッジをつける習慣が生まれました。ちなみにポピーの花の和名は「ヒゲナシ」です。

『フランダースの野に』はどんな詩?

カナダの詩人ジョン・マクレーが書いた『フランダースの野に』を意訳して紹介しましょう。

『フランダースの野に』
ジョン・マクレー

フランダースの野にポピーが、十字架の間に列をなして吹いている
空ではヒバリが、まだ勇敢に歌っている
銃声の中ではほとんど聞こえない

我々は死者である
ほんの数日前まで私たちは生きていた
夜明けを感じ、夕焼けの輝きを見て、愛し愛されていた

そして今、私たちはフランダースの野に横たわる
敵に立ち向かい挫折した手から
われわれは松明を投げる
その松明を高く掲げよ
もし、あなたが死にゆく我々への信義を破るなら
フランダースの野にポピーが咲こうとも
我々は眠らない

参照:Royal British Legion

ポピーの花のバッジはどこでもらえる?

赤いポピーの花のバッジの入手場所は、スーパーマーケットやカフェなどのお店や街頭で、募金をするともらえます。

集められた募金は、退役軍人への経済的援助や、医療などの研究費などに役立てられます。

リメンバランスデーのイベント

バンクーバーでは毎年、ビクトリースクエアで式典とパレードが行われます。全国でさまざまな規模のセレモニーや黙とうが行われ、一番大きな式典はカナダの首都オタワで行われています。

リメンバランスデーでは「Lest we forget(私たちは忘れない)」というフレーズが使われ、バスの電光表示板、街のポスターなどで見かけます。

戦争で亡くなった方たちのことをいつまでも記憶の中に留める、強い意志の表明となっています。11月11日午前11時は、2分間の黙祷『Wave of Silence』を捧げてみてください。

まとめ

今回は、カナダの祝日「リメンバランスデー(Remembrance Day)」についてご紹介しました。カナダ留学は、カナダの歴史を知る、良い機会にもなりますね。当日は、良いホリデーをお過ごしください。

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