
名前: | Kanta Maekawa |
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学校名: | Lindsay Thurber Comprehensive High School |
専攻: | グレード11 |
入学時期: | 2024年9月から5ヶ月 |
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カナダジャーナルのサービスについて
空港でパスポートとスーツケースを失くしたときは、本当にお世話になりました。連絡したらすぐに対応していただき、次にするべきことをしっかりわかりやすく示してくれたので、本当に心強かったです。
右も左もわからない留学生活の中、本当に頼りになる、力強い存在です。
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留学先としてカナダを選んだ理由
治安が良いことと、自然がきれいで気候が日本と似ていることから決めました。
通っている学校の学区については、大きな都市ではないため日本人があまり多くないのではないかと思い選びました。
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Lindsay Thurber Comprehensive High Schoolを選んだ理由
作曲の授業が選択できると聞いて選びました。実際には、作曲の授業は5ヶ月後の新学期から開始するものだったので受けることはできませんでしたが、それでも他の授業をとても楽しんでいます。
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Lindsay Thurber Comprehensive High Schoolの満足度
総合満足度 5 ★★★★★
自由度が高く、楽しいです。先生もクラスメイトもみんな優しいです。
また、自然がとてもきれいです。
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授業や課題の内容
授業内容は教科によってさまざまです。
僕は体育、デジタルメディア、英語、数学の授業を受けていて、毎日時間割が変わらないため、毎日この授業を受けています。
体育は、1週間ごとに行うスポーツが変わります。先週はカヌーをして、今週はテニスをしました。また、基本的に校内の体育館ではなく、毎日スクールバスに乗って、カヌーなら池、テニスならテニスコートといったように、校外の施設で授業を受けます。とても楽しいです!
デジタルメディアは、カメラで写真を撮ってデザインする授業で、コンピュータ室で受けています。1人一台カメラを貸してもらい、授業中は学校の敷地内のいろいろな場所で自由に写真を撮ります。もうすぐ、その写真をスライドにまとめてパソコンで提出します。自由度が高くて楽しいです。
英語は、主に座学かグループワークです。基本的に、留学生または最近カナダに移住してきた生徒が受講しているため、いろいろな国出身の生徒がいてとても楽しいです。内容は、日本の英語の授業に似ていますが、十分ためになります。最近はsmall talkingの練習をしているので、初めて話す相手とのコミュニケーションに役立っています。ネイティブの言葉遣いを学ぶことができるため、とても有意義です。
数学は主に座学です。ブックレットが渡されて、そこに記載されている問題を先生が解説していくスタイルです。同じ単元、同じ内容を一週間みっちり学習するため、とてもわかりやすく簡単です。そして、自分の国とは違う言語しかない中、日本でも見慣れた数式を使う時間は、精神的に安心するので、受講してよかったなと思いました。内容は、日本では一年前にやったかなというような単元を学習するため、よい復習になり、ためになります。
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クラスの雰囲気
クラスメイトはとても優しく、楽しいです。
また、先生に質問できなかったとき、クラスメイトに聞くとみんな優しく答えてくれます。クラスメイトの英語は、先生の英語に比べて聞き取るのが少し難しくなるため、英語の練習にもなります。
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通学時の国籍比率
ブラジル:50%
ヨーロッパ:20%
日本:10%
日本以外のアジア:5%
ブラジル以外の南米:5%
その他:10%
クラスの留学生の比率は教科によって異なりますが、大体1クラスに3、4人ほどです。英語の授業は8割ほどが留学生です。
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留学開始時の英語力
英検2級を持っていました。
苦労したことはスピーキングとリスニングです。
リスニングは、疲れていたり気を抜いていたりすると聞き取れないことが多く、一時期疲れがたまっていたときは本当に聞き取れなくて困りました。最近では、無意識でも意外と聞き取れるようになってきて、少しだけ楽になりました。
スピーキングはまだまだです。一度頭で日本語を英語に置き換えるというワンステップがなかなか抜けず、返答が毎回遅くなります。また、細かくて長い説明ができないので、会話がすぐに終わってしまいます。イントネーションの間違いで聞き取ってもらえないことも多く、もっと練習しなければと思っています。
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講師の感想
満足度 4 ★★★★☆
先生によって、発言のしやすさは異なりますが、手を挙げればすぐに指名してくれたり、留学生相手にはゆっくりわかりやすい英語を話してくれたりします。
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選んだ選択科目と感想
体育、デジタルメディア、英語、数学を選びました。
最初の2週間で授業変更ができるため、先生や授業内容が自分に合わなければ、何回でも変更可能です。
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アスレティック(スポーツ)の感想
一週間毎日体育があるので、先週は毎日カヌー、今週は毎日テニスをしました。
また学校全体では、9月の今はアメリカンフットボールのクラブチームのみ加入できます。サッカーやホッケー、バスケットボールは10月ごろに始まるようです。スポーツのチームは一年間ずっとあるわけではないようです。学校は、全体的にどんな種目も強いです。
クラスメイトには、アメフト、サッカー、バスケをしている人が多いです。
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クラブの感想
ジャズバンドに加入し、ベースギターを弾いています。とても楽しいです!
ジャズは初めて弾いたのですが、先生が丁寧に教えてくれるのと、簡単なスコアを選んでくれるので、とても楽しく活動できています。
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アクティビティの感想
満足度 5 ★★★★★
Lake Louiseという、バンフの有名な観光地に行きました。これは留学生だけで行く校外学習のうちの一つです。湖がとてもきれいで感動しました。月に一回は留学生向けにこのような校外学習が行われていて、それに加えて学校でもイベントがあるので、とても楽しいです。
学校行事では、DYEversityという行事をしました。白いTシャツが配られ、みんなで絵の具をかけ合うイベントでした。
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友だちを作るきっかけ
学校が始まる前に、留学生だけで事前に集まるオリエンテーションがありました。その時に顔見知りになり、その後のクラスで会った際に挨拶をしたり、一緒に授業を受けて分からないことを相談したりして仲良くなっています。
また、たまたま近くの席になった人や、体育の授業で一緒にプレーすることになった人などと話しています。
英語で雑談を盛り上げるのはあまり得意ではありませんが、話せるときになるべく話すようにしています。
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ホームステイの感想
ご飯もおいしく、みんな優しくて最高です。自分の部屋もあるため、パーソナルスペースはしっかり確保されています。本当にストレスがありません。
毎週休日に、キャンプやパーティー、買い物など、何かしら予定があるため、すこし忙しいと感じることもありますが、ホームシックになりかけている時には本当にありがたいです。おかげで、今のところホームシックになることはありません。
とても頼りになるホストファミリーなので、カナダでの生活に不安がなく、楽しいです。
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Lindsay Thurber Comprehensive High Schoolをおすすめできる方
真面目に勉強したい人というよりは、何か珍しいもの、面白いことに挑戦してみたい人や、日本の学校から離れて楽しい授業を一時的に受けに行きたいという人に合っていると思います。
五教科以外に、料理、ギター、作曲、カメラ、美容などのさまざまな教科があります。一時的に日本の授業には遅れをとってしまうかもしれませんが、この学校だからこそ受けられる授業がたくさんあり、珍しい経験ができるため、本当に楽しいです。
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これから留学を考えている方へのメッセージ
留学に対しては、「楽しい留学にしてやる」「大丈夫にしてやる」という諦めないマインドが必要です。
僕は留学をとても楽しんでいますが、受け身の姿勢でいたらホストファミリーともクラスメイトとも、良い関係は築けなかっただろうと思います。
また、カナダに来て、どうにもならないことやなすすべのないことはないということを学びました。何でもなんとかなります。僕は空港でパスポートを失くしてしまいましたが、カナダジャーナルに相談して、とるべき行動を指示してもらいました。どんなに大きな問題が起こっても、周囲の人を頼り、遠回りをすれば何とかなります。何か問題があれば、エージェントに相談すれば大丈夫です。