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モントリオールまるわかり完全ガイド!観光・留学にうってつけの街

2025年1月29日

カナダの都市モントリオールは、フランスの雰囲気と北米の魅力が融合した街です。美しい歴史的な街並み、豊富な名物グルメ、最先端なアートシーンや、刺激的な文化イベントなど、カナダ国内でも観光スポットとして人気です。

さらに、カナダ国内で比較的物価が安いこと、英語とフランス語を学べる環境があることなどから、留学先としても人気の理由がたくさんあります。

そんなモントリオールにいて、行き方や治安、観光スポットやグルメまでを網羅した、まるわかりガイドをお届けします。


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モントリオールってどこの位置にあるの?

モントリオールはカナダのケベック州に位置し、カナダで2番目に大きい都市です。セントローレンス川沿いにあり、文化や歴史が豊富な街として知られています。

フランス語がメインの地域で、北米でありながらヨーロッパの雰囲気を感じられる街として観光や留学先として人気です。


モントリオールと日本の時差

日本とモントリオールの時差は14時間で、日本が先行しています。

サマータイム期間中(3月から11月頃)は時差が13時間になります。時差を考慮して、連絡や予定を立てる際には注意が必要です。


モントリオールへのアクセス手段

成田空港や羽田空港からモントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港への直行便が利用できます。フライト時間は約12時間半です。

また、バンクーバーやカルガリー、トロントなどを経由してアクセスすることも可能です。直行便が少ない場合や予算を抑えたい場合は、経由便を検討してみてください。


モントリオールの公用語

モントリオールの公用語はフランス語で、市内の看板や標識はフランス語表記が基本です。ただし、英語も多くの場面で通じます。

一方で、英語を話すのが苦手なカナディアンもいるため、簡単なフランス語の挨拶を覚えておくと親切な印象を与えられます。


モントリオールの人口と人種

モントリオールの人口は2022年時点で約179.2万人です。

フランス系やイタリア系などのヨーロッパ系住民が多く、次いでアフリカ系やアラブ系の移民も多様な文化を形成しています。この多文化性が街の魅力の一つでもあります。


モントリオールの気候と服装

モントリオールの気候は大陸性で、1年を通じて寒暖差が激しいのが特徴です。冬は氷点下の厳しい寒さで雪が多く、川に囲まれた立地のため風も冷たいので、厚手のジャケットやスノーブーツが必須です。

一方で、夏は30℃近くまで気温が上がり、蒸し暑い日も多いです。季節に応じた服装を用意しましょう。


モントリオールの治安は良い?

モントリオールは基本的に治安の良い都市ですが、観光客の多いエリアではスリに注意が必要です。

また、英語しか話せない観光客を狙ったフランス語を使った詐欺も報告されています。安心して観光を楽しむために、警戒心を持つことが大切です。


モントリオールの公共交通機関

モントリオールの公共交通機関は、市内移動に非常に便利で、観光や留学生活に欠かせないインフラです。主に以下の手段が利用できます。


地下鉄(Metro)

STM(Société de transport de Montréal)が運営する地下鉄は、市内を東西南北にカバーする4つの路線(緑・橙・黄色・青)があります。地下鉄駅は約68か所あり、ほとんどの観光スポットや主要エリアにアクセス可能です。2023年時点で、地下鉄とバスの共通料金は1回券でCA$3.75です。


バス

モントリオールのバス網は非常に広範囲で、地下鉄ではアクセスできないエリアもカバーしています。路線図はSTMのウェブサイトや専用アプリで確認でき、バス停には時刻表が記載されています。冬季は雪による遅延が発生することもあるので注意が必要です。


長距離鉄道とバス

モントリオールから他都市へ移動する場合、長距離鉄道の「VIA Rail」や「AMTRAK」が便利です。また、長距離バスの「Greyhound」や「Orléans Express」を利用すれば、トロントやケベックシティなどへのリーズナブルな移動手段が確保できます。


シェアサイクル(BIXI)

「BIXI」はモントリオールのシェアサイクルサービスで、街中に設置された自転車ステーションで手軽に利用できます。特に春から秋にかけて、観光地を巡る際におすすめです。料金プランも短時間利用から定期利用まで選べます。


モントリオールの物価

モントリオールの物価はカナダの他都市と比べてやや安めです。

例えば、1.5Lのペットボトルの水は約CA$2.50、マクドナルドのセットは約CA$15.00、市内の1ベッドルームの家賃は平均で約CA$1,725です(2022年)。

他都市と比べて生活費を抑えやすい点も留学や長期滞在に向いています。


モントリオールの人気観光スポット

ノートルダム大聖堂

モントリオール旧市街に位置する「ノートルダム大聖堂」は、ゴシックリバイバル様式の建築美と北米で最も美しいとされる内装が訪れる人々を魅了します。

色鮮やかなステンドグラスには、聖書の物語やモントリオールの歴史が描かれ、細部に至るまで精巧な装飾が施されています。世界最大級のパイプオルガンもあり、特別なイベント時にはその荘厳な音色を体感できます。

また、夜間には「Aura」というライトショーが開催され、幻想的な光と音の演出を楽しめます。


モントリオール地下街

Photo via GO!MONTREAL

「RESO(レゾ)」は、全長約33kmを誇る世界最大級の地下街です。寒い冬や暑い夏でも快適に移動できる設計が特徴で、地元住民や観光客の生活を支えています。

地下にはショッピングセンター、レストラン、ホテル、学校、映画館などが連結しており、一日中楽しむことができます。また、主要な地下鉄駅とも直結しており、効率的に観光スポットを回るのにも便利です。特にウィンターシーズンには、地下街で開催されるマーケットやイベントも注目です。


モントリオール美術館

Photo via Musée des beaux-arts de Montréal FB

1879年に開館したモントリオール美術館は、カナダ最古の美術館として知られています。36,000点以上のコレクションには、ヨーロッパの巨匠の絵画や彫刻、現代アート、アジアやアフリカの工芸品、さらには地元アーティストの作品も含まれています。

また、季節ごとに異なるテーマの特別展が開催されており、何度訪れても新しい発見があるのが魅力です。美術館内にはカフェやギフトショップもあり、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。


モントリオールの名物グルメは?

モントリオールは、地元ならではのグルメを味わえる魅力的な街です。特に以下の名物料理は、観光客に絶大な人気があります:


モントリオールのお土産といえば?

モントリオールでのお土産選びは、観光の楽しみの一つ。ユニークで実用的なお土産をいくつかご紹介します。

これらのお土産は、日本では手に入りにくいものも多く、モントリオール旅行の思い出として喜ばれること間違いありません。


モントリオールに留学するのってどんな感じ?

①英語とフランス語の両方を学べる

モントリオールは、英語とフランス語が公用語として使用されるユニークな都市で、語学を学ぶ環境として最適です。語学学校では、フランス語の基礎からビジネスレベルまで幅広いコースが提供されています。

また、日本人留学生の割合が比較的少ないため、現地の言語や文化に浸ることができ、効率よく言語習得を進められます。

ワーキングホリデーの場合、レストランやカフェなどで働く際にはフランス語力が求められることが多いため、基礎を学んでおくと良いでしょう。


②多くの文化に触れられる

モントリオールでは、カナダの多文化的な要素とフランスの伝統的な文化が融合しており、アート、映画、音楽、食文化などを通じてさまざまな体験ができます。

例えば、毎年開催される「モントリオール国際ジャズフェスティバル」は世界中からアーティストや観客が集まり、活気に満ちています。また、モントリオール旧市街では石畳の道や歴史的建造物が並び、ヨーロッパのような雰囲気を味わえます。


③生活費を抑えやすい

モントリオールは、カナダの主要都市の中でも物価が低めで、留学費用を抑えたい人に向いています。特に家賃は、トロントやバンクーバーと比べて手頃で、学生用アパートやシェアハウスの選択肢も豊富です。

また、地元のスーパーマーケットやフードマーケットを活用すれば、食費も節約できます。一方で、日本の商品は手に入りにくい場合があるため、日常で使う必需品は持参すると安心です。


まとめ

モントリオールは、観光にも留学にもぴったりの多彩な魅力を持つ街です。フランスの風情を感じる美しい街並みや、ノートルダム大聖堂、世界最大級の地下街「RESO」、モントリオール美術館など見どころがたくさん。また、ベーグルやプーティン、スモークミートといった名物グルメも楽しめます。

さらに、英語とフランス語の両方を学べる環境や、比較的低めの生活費、多文化的な刺激に満ちた日常は、留学先としての魅力をさらに引き立てます。

訪れるだけでなく、長期滞在でも魅力を発見できるモントリオールで、あなたの新たな体験を楽しんでください!


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