[2020年]日本からカナダへ個人小包発送を徹底解説!(わりと保存版かも)

2020年8月14日
日本からカナダへ個人小包発送について、ブログタイトル画像 日本とカナダの地図
日本からカナダへ個人小包発送について、ブログタイトル画像 日本とカナダの地図

カナダジャーナルご利用の生徒さんには、こちらのオフィスを日本からの荷物送付受け取り場所として使って頂くことができるので、よく日本のご家族等から生徒さんへの荷物が届きます。

クリスマス時期になると特に増えます。

以前、カナダから日本への発送について述べました。

こちらでは、日本からカナダ個人で荷物、特に小包を送る方法を解説したいと思います。

運送会社

大きく分けて、二つあります。

郵便

日本の郵便局ロゴ
日本郵便のロゴ

日本どこでもある郵便局です。

それ以外

UPSとFedExのロゴ

日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、アメリカの運送業者で、世界中に展開しています。

意外かもしれませんが、クロネコヤマト、佐川急便、日本通運は、カナダへ個人向けの小包発送を行っておりません。※商用、海外引越などは積極的です。

発送方法

大きくわけて、航空便、船便があります。

航空便

航空便貨物イメージイラスト
航空便貨物イメージイラスト

日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク郵便局

郵便局は、航空便でも二通りあります。通常の航空便と、SAL便です。

SAL便は、エコノミー航空便とも呼ばれ、航空機に空きがあったら、載せるという運送時間が確定していない輸送方法です。ですのですぐに航空便に乗せる通常のとは違い若干時間がかかりますが、それでも船便よりか断然早く、送料も低めです。

UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS

FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークFedEx

船便

船便貨物イメージイラスト
船便貨物イメージイラスト

個人の小包クラスの船便は、ほぼ郵便局しか扱っていません。

日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク郵便局

船便で送るとなりますと、約2ヶ月がかかりますが、ですが送料が低価格なのがお薦めです。

比較表

これらは東京からバンクーバーまでの2020年8月現在を元に計算しています。

2kgの場合

2020年8月現在
2kg、34cm x 24cm x 12cm(容積重量1.96kg)
東京からバンクーバーまで
運送会社発送名運搬方法お届け日数送料補足
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク日本の郵便局のEMS(国際スピード郵便)のロゴ
EMS(国際スピード郵便)
航空便3日間4,500円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包航空便6日間5,050円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包SAL便2週間前後3,850円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包船便2ヶ月間8,500円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク小型包装物航空便6日間2,760円
3,170円(国際書留付き)
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク小型包装物SAL便2週間前後2,080円
2,490円(国際書留付き)
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク小型包装物船便2ヶ月間1,080円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際eパケット航空便6日間3,065円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際eパケットライトSAL便2週間前後2,400円
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Express (土曜日も配達)航空便3日間14,877円配達先へ朝一で配達
土曜日も配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Express 航空便3日間13,777円配達先へ朝一で配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Express Saver航空便3日間13,532円配達先へな終業時間までに配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Expedited航空便5日間11,264円配達先へな終業時間までに配達
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークFedEx International First®航空便3日間25,306円配達先へ朝一で配達
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークInternational Priority®航空便3日間19,523円配達先へは昼までに配達
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークFedEx International Economy®航空便5日間14,022円配達先へは終業時間までに配達

15kgの場合

2020年8月現在
15kg、51cm x 41cm x 34cm(容積重量14.22kg)
東京からバンクーバーまで
運送会社発送名運搬方法お届け日数送料見積もり補足
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク日本の郵便局のEMS(国際スピード郵便)のロゴ
EMS(国際スピード郵便)
航空便3日間20,000円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包航空便3日22,400円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包SAL便2週間前後16,050円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包船便2ヶ月8,500円
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Express (土曜日も配達)航空便3日間41,787円配達先へ朝一で配達
土曜日も配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Express 航空便3日間40,387円配達先へ朝一で配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Express Saver航空便3日間38,093円配達先へな終業時間までに配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Expedited航空便5日間31,647円配達先へな終業時間までに配達
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークFedEx International First®航空便3日間78,775円配達先へ朝一で配達
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークInternational Priority®航空便3日間60,583円配達先へは昼までに配達
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークFedEx International Economy®航空便5日間43,410円配達先へは終業時間までに配達

郵便局のEMSがお薦め!

EMSロゴ!

表を見ての通り、郵便局のEMSが断然お得です!

しかも、まだ日本の郵便局は、国際基準にまだ載っていないため、他宅配便サービス、他の国の郵便局と比べて、安いんです。

郵便局がなぜか安い

容積重量の概念がまだない

日本の郵便局以外は通常下記の方法で、容積重量を割り出します。

長さcm × 幅cm × 高さcm ÷ 5000 = 容積重量kg

実際の重さよりか、容積重量が大きければ、送料は容積重量を発送重量とします。

UPS、FedExはすべてこれを適応しています。ちなみに、アメリカの郵便USPSも、カナダの郵便Canada Postもこの容積重量を取り入れています。

何が起こるかというと、51cm × 41cm × 34cmの箱に1kgくらいの大きなぬいぐるみ一つしか入っていなくても、送料は15kgで計算されます。軽くてもメッチャ高くなると言うことが発生するのです。

燃料代割増金をとらない

送料に応じて、燃料代を追加することです。これレートは、3%〜7%で、毎月変動しています。

UPS、FedEx、DHL等の他の運送会社、ならびにアメリカの郵便USPS、カナダの郵便サービスCanada Postもこの燃料代割増を採用しています。

ですが、日本の郵便局はまだこの料金割り増しを採用していません。

他にも、集荷地域外料金、ピーク(繁忙期)特別取扱料金等もありますが、基本郵便局は追徴していません。

EMSは早い!

発送されて、3日間で届きます。

ほんと、UPS、FedExの一番早い発送方法と同じくらいの日数で、値段は半分以下です。ほんとこの値段で早めです!

でも、欠点がありますが、それは後ほど述べます。

受取時に輸入関税・消費税が課税されていない確率が非常に高い

物品を輸入する時は、製品やその価格、生産国に応じて、輸入関税がかけられます。また、受取地域の消費税も課税されます。

それは、ギフトだろうが、個人利用物であろうが、基本課税されます。それは日本で受け取るのも一緒です。

カナダの個人輸入での免税範囲

日本ですと、1万円以内と免税範囲は広いのですが、カナダはたったのCA$20です。$20を超える価値の内容物の場合、基本、カナダ輸入関税、消費税がかかります。

ですが、郵便局・カナダポスト経由で届いた荷物は、高い確率でかかってこないことが多いです。

他のUPS、FedEx、DHL等で発送して届いた荷物には、個人輸入の免税範囲を超えていると、ほとんどと言っていいほどの確率で関税消費税が課税されています。

が、なぜか、Canada Postでは非常に少ないです。それでも、かかる時はかかります。某弊社スタッフの話ですと、2回の内1回はかかってくることもあるそうです。

みなさんは、なぜ関税消費税がかけられるのか?と疑問をと持つことが多いかどおもいますが、法律的に見ても、カナダは関税消費税をかけることになっているので、その疑問は非常にナンセンスなんです。

内容物記載が細かくない

通常、製品名、素材、単価、生産国、数量を一つ一つ記載して、Invoiceと言う物を作らないといけないのといけないのですが、なぜか郵便局では、大まかな表記で許されます。

中古衣類(中国製、市場価格500円)を一枚を発送の場合の記載の仕方

UPS、FedEx等の他の運送業者の場合

『Used T-shirt (cotton)、 China、 JPY500、 100g 、1』

という感じで、衣類のタイプ、素材まで記載しないといけません。たまにHSコードを聞いてくることもあります。

文房具を発送したい場合、大まかな『Stationary』ではなく、『Ball point pen』、『Notebook』など製品名をかかないといけないのです。

郵便局の場合

『Used Cloth、China、JPY500、1』

でほぼ問題ないです。

ここが、郵便局で発送した場合、受取先で輸入関税消費税がかかる確率が非常に少ない理由かもしれません。

保険補償(荷物損害要償)

EMSの場合、すでに2万円までの損害要償が付随しております。もちろん、追加料金を損害要償額を最大200万円まで引き上げることもできます。

郵便局で発送のデメリット

郵便局で発送するにあたって、いくつか欠点があります。そのうち何点かは日本の問題ではなく、受取国カナダのCanada Postの問題です。

重さと大きさの上限がある

それ以上は受け付けていません。

他のFedEx、UPS、DHL等はそれ以上の大きさ、重さも受け付けています。その分高くなります。

割引が少ない

複数箱割引が少ない

FedEx、UPS、DHLは確かに送料が高いですが、二つ以上の箱を同じ場所へ一度に発送する場合、一回の発送で計算します。1箱ずつ計算して合計より、安くなります。

郵便局は、10箱以上一度に送る場合に割引があります。それ以下の場合は、一箱づつ単体で計算しますので、数箱を一度に同じ所へ発送の場合、値段が低くなることがありません。

法人割引が少ない

中小企業さんむけに法人割引があるのですが、FedEx、UPS、DHLは割引率が大きかったりします。もし、それらの法人アカウントを持っている知り合いがいらっしゃいましたら、その値段を聞いてみるのも良いかもしれません。

数箱程度の発送だったりすると、郵便局より安くなることがあります。基本、その法人さんが取引量が多ければ、大幅な割引をくれます。

もちろん、郵便局にもありますが、割引基準となる発送数が大きく、意外と割引率が低いです。

郵便局のEMSの割引について

配送側のCanada Postが、すぐに配達してくれない。

どの業者もそうですが、通常、通関(輸入手続き)で時間がかかったら、数日遅れることはよくあるのですが、Canada Postの場合、それ以外でも遅れたりします。理由はわかりません。ですので、EMS、3日間で届くと言っても、土日をあわせたりして、結局一週間弱かかったこともよくあります。

FedEx、UPS等は、通関が済んだら、その日のうちに配送しようとしてくれます。ので、お届け日数は確実だったりします。

再配達がない

荷物受取時に留守だった場合、Canada Postは再配達をしません。不在票をおいて、近所のCanada Postカウンターに持っていきます。受取人はそこまで取りに行かないといけません。

その場所が意外と遠かったり、その荷物が重かった場合は、ほんと面倒です。

他の運送会社も再配達もめったにないのですが、製品などによっては、再配達をしてくれるところもありますが、Canada Postは絶対にないです。

配達側のCanada Postがたまにストライキをする

カナダの労働組合は以外と強く、労使闘争でストライキを実行することがよくあります。Canada Postも労働組合を持っており、頻繁にストライキを行います。過去10年3回行われました。2つはすぐに政府の介入が入り、解除されましたが、一つは数週間にわたってストライキ実施となりました。

ストライキが始まると、全く配達をしてくれません。この間にカナダに着いたのは、Canada Post内で停まってしまいます。こうなれば、先に述べたFedEx、UPS等に頼るしかありません。ここ20年間の間、FedEx、UPSがストライキをした話は聞きません。

🙅国際小包で送れないもの・制限があるもの❌

残念ながら送ることが禁止されているものも、結構あります。

⚠危険物として禁止物品

これ以外にも、殺虫剤、農薬等、放射性物質(むかしのカメラレンズに使われていることもある)、腐食性物質(車に使われる液体バッテリー等)な物品もダメです。一部、船便でも可能なのはあります。

公衆衛生上の理由で禁止物品

動植物保護の理由で禁止物品

銃砲刀剣類の取締上の理由に禁止物品

武器・マッチ・弾薬・軍需製品もだめです。まれに、サバイバルゲーム用品も引っかかることがありますので、要注意。

その他、個人物として禁止物品

要数量制限で認められている物品

医薬部外品・化粧品・サプリメント

法令で禁止されていない成分でない限り、90日分まで認められています。

食品関連

食品(乾燥食品、冷凍食品、ペットフード、菓子類、キャンディー、チョコレート、野菜を含む全ての食品及び植物)は、製品の最終使途を税関告知書に個人使用(Non-commercial use)と明記することによって、個人使用と見なされる分量は、発送できます。

さて、個人使用と見なされる分量は…、明記されていません。

超える場合、特別な輸出証明書及び最終使用者による輸入証明書が必要です。要は、その時の通関しだいです。

カナダの役所でよくある『オフィサーによって対応が変わる』という現象、現場の判断に任せるという所です。

その他の制限物品について補足

リチウム電池

ノートパソコン、携帯電話、デジタルカメラは、ほとんどの場合リチウムイオン電池が使われています。また、最近のクオーツ腕時計もリチウムボタン電池が使われています。リチウム電池は、実は発火の可能性がある危険物なんです。はっそうできないの?と思われがちですが、条件付きで発送できます。
電池の大きさにも寄りますが、通常2点までです。

ただし、モバイルバッテリー1個だけでも、個人では発送できません

電池とそのデバイスと一体型もしくは取り付けられている製品でないといけません。電池だけの機能のモバイルバッテリーは、危険物でも個人で発送できないレベルとなります。発送人にそれを取り扱うための資格が必要となりますので、UPS、FedExでも発送人にその資格がないと発送してくれません。

タバコやお酒

基本的には無理です。

EMSや郵便局で明確に禁止物と明記されていませんが、配達側のCanada Postが取り扱っていませんので、郵便局からの発送はできません。
https://www.canadapost.ca/tools/pg/manual/PGnonmail-e.asp

他のFedEx、UPSならできるのかと言えば、お酒に関しては、条件付きで可能です。量も限定的で、公認の通関業者を通して、事前に関税、輸入税などを払わないといけません。また、発送側もお酒の取り扱い資格があるのかどうか聞いてくることもあります。

お酒の場合(英語)
https://borderbee.com/2016/03/07/import-alcohol-canada/

興味がある方は、是非挑戦してみてください。

タバコの場合は、個人では無理です。この中には『水たばこ』『電子たばこ』、『煙管』、『成分カートリッジ』などの器具までも含まれています。

お米

いくらカリフォルニア米の品質が上がって、美味しくなったとは言え、日本で作られたお米のほうが、前々美味しい!とそう思っている方も多いかと。

日本からカナダへお米を発送することができます。

※ 個人の使用分量を超えない程度なのですが、それが不明なんですよね…。

日本から海外へお米を輸出する場合には、事前に地方農政局・地方農政事務所へ輸出数量の届け出を行うことが義務付けられていますので、それを行ってください。

お米の場合は、カナダよりか、日本での輸出規制があります。

日焼け止め、虫除け等で、本来危険物として禁止とされている物品

これらのすべてが禁止されているわけではありません。ちょっと面倒ですが、その製品のメーカーから、MSDSもしくはSDS安全データシート)を入手してみてください。そこに、発送の場合の危険物あつかいとなりませんと明記されていれば、危険物としてではなく発送できます。

虫除けもそこで危険物、毒性がないと明記されて入れば発送できます。

もし、郵便局が受け取ってくれなくても、MSDS / SDSで無害であり、危険物でないと証明されていたら、UPS、FedExは発送してくれます。

できれば、英語のMSDS / SDSを入手してくださいね。

安全データシート(Wikipedia)

もし、発送後、禁止物品と分量オーバーと見なされた場合

その荷物は、CBSA(カナダ国境サービス庁)から、製品の規制管轄省庁にまわされて、検査を受けます。
医薬品、化粧品なら、カナダ保健省。飲食料品ならカナダ食品検査庁。
追加書類、承認をとりなさいと指示されるか、発送元に返送される通知が来ます。贋作、偽ブランド商品はCBSAで処分されるます。

まとめ

郵便局のサービスを使えば、かなりお得にカナダに荷物を送ることができます。

ただし、皆さんが欲しい化粧品、食料品などは、色々規制が入っております。また、カナダの個人輸入の免税範囲は、非常に狭いです。贈呈品なのに、関税消費税がかかることはよくあります。

意外かと思われますが、輸入に関してはカナダは日本より保護主義です。

あと、一つ気にとめて欲しいことと言えば、個人輸入での個人利用の範囲内は、あくまでもその受取人本人もしくはその直接の家族内での使用のみです。再販をするつもりでなくても他人に渡す目的での輸入は、個人利用の範囲を超えております。

個人で小包程度と限定して解説していきましたが、実はまだ書き足りません😓

後日、加筆、修正などを繰り返して、確実な情報をお届けしたいと思います。

 

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