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【2023年11月現在】日本からカナダへ荷物を送る方法を徹底解説!(個人小包発送)

2023年11月17日

個人小包を発送するイメージ

 

長期留学前のパッキング作業では、思いのほか荷物が増えて悩むこともあるでしょう。

そんな方にお伝えしたいのが、日本からカナダへの荷物の配送サービスです。

荷物を発送すれば、留学先まで少ない荷物で移動でき、持ってくればよかったと後悔することもありません。

本記事では、個人の発送に限定して、日本からカナダへ荷物を送る方法やその注意点を詳しくご紹介します。

 

荷物発送の方法やルールは突如変更される場合もございます。また、弊社サイトは荷物発送に関して責任を負うものではございません。サイトをご覧になり、進められた荷物発送によって生じたいかなる問題に関しても弊社は一切責任を負いかねますのでご了承ください。

日本からカナダへの荷物発送手順や、本記事の内容に関して、カナダジャーナル現地サポート対象者ではない方からの質問にはお答えできかねますのでご了承ください。

 

 

カナダ留学を考えている方は、カナダジャーナルへご相談ください。

カウンセリングから学校の入学手続き代行まで、基本的に無料でご利用いただけます。さらに留学エージェントだけが提供可能な、学校のお得な価格をご案内できる場合もあります!

お問い合わせフォームまたはLINEで、お気軽にご相談くださいね。

運送会社の種類

運送トラックのイメージ

日本からカナダへの荷物の運送を行っている会社はこちらの通り。

 

日本の運送会社|日本郵便

日本郵便では、国際郵便サービスを行っています。

国際郵便マイページサービスからラベルを作成後、全国にある郵便局で発送手続きをすることができます。

実は、クロネコヤマト・佐川急便・日本通運は、カナダへの個人向けの小包発送を行っておりません。

※海外引越しや商用(発送人も受取人もオフィス・業務施設であることが原則)は取り扱いあり

 

海外の運送会社|UPS・FedEx・DHL Express

UPSとFedExはアメリカの運送業者、DHLはドイツの業者です。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、世界の物流のトップシェアの企業です。

カナダや日本を含め、世界中で宅配便サービスを提供しています。

 

配送方法は2パターン

配送するスタッフのイメージ

荷物の配送方法は主に、航空便と船便の2つに分けられます。

 

航空便|日本郵便・UPS・FedEx・DHL

荷物を渡すイメージ

日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク日本郵便

EMS(国際スピード郵便)

・国際小包

・小形包装物

 

「SAL便」とは、航空機の空きスペースを利用した輸送方法のこと。

「エコノミー航空便」とも呼ばれます。

船便として扱われますが、船便より速く、航空便より安いサービスです。

ただし、航空便に比べると発送まで若干時間がかかります。

 

UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS

 

FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークFedEx Express

 

UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークDHL Express

 

船便|日本郵便のみ

船便のイメージ

日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク郵便局

船便は配送料が低価格ですが、荷物が届くまで約2ヶ月前後かかります

 

比較表

これらは東京からバンクーバーまで郵便局、UPS、FedExの2022年11月時の料金レートを元に計算しています。

2kgの場合

2023年11月現在
2kg、34cm x 24cm x 12cm(容積重量1.96kg)
東京からバンクーバーまで
運送会社発送名運搬方法お届け日数送料(円)補足
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク日本の郵便局のEMS(国際スピード郵便)のロゴ
EMS(国際スピード郵便)
航空便3日間6700
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包航空便6日間6000
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包SAL便2週間前後4000
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包船便2ヶ月間3100
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク小型包装物航空便6日間3930
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク小型包装物SAL便2週間前後3100国際書留:3,590円
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク小型包装物船便2ヶ月間2200
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際eパケット2023年9月30日(土)で取扱い終了
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際eパケットライト2023年9月30日(土)で取扱い終了
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Express (土曜日も配達)航空便3日間16955配達先へ朝一で配達
土曜日も配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Express 航空便3日間15318配達先へ朝一で配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Express Saver航空便3日間14477配達先の終業時間までに配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Expedited航空便5日間11940配達先の終業時間までに配達
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークFedEx International First®航空便3日間3463510時配達予定
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークInternational Priority® Express航空便3日間1360212時配達予定
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークInternational Priority®航空便3日間12997午後5時配達予定

15kgの場合

2023年11月現在
15kg、51cm x 41cm x 34cm(容積重量14.22kg)
東京からバンクーバーまで
運送会社発送名運搬方法お届け日数送料見積もり(円)補足
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク日本の郵便局のEMS(国際スピード郵便)のロゴ
EMS(国際スピード郵便)
航空便3日間34000
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包SAL便2週間前後17600
日本の郵便局のアプリ用アイコン、ロゴ、マーク国際小包船便2ヶ月9900
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Express 航空便3日間44849配達先へ朝一で配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Express Saver航空便3日間42473配達先へ終業時間までに配達
UPSのアプリ用アイコン、ロゴ、マークUPS Worldwide Expedited航空便5日間35357配達先へ終業時間までに配達
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークFedEx International First®航空便3日間10872010時配達予定
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークInternational Priority® Express航空便3日間8015912時配達予定
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークFedEx International Economy®航空便10日間7047020時配達予定
FedExのアプリ用アイコン、ロゴ、マークInternational Priority®航空便3日間7652017時配達予定

 

※記載している料金は2023年11月現在の料金で、当社が調べた目安となります。正確な料金は各配送業者にお問い合わせまたは会社のウェブサイトにてご確認ください。

 

料金算出の参照:

UPSの料金

FeDexの料金

DHLの料金

 

カナダに荷物を送るなら“EMS”がおすすめ!

EMSのロゴ

さまざまな配送方法をご紹介しましたが、日本郵便のサービス、EMSが1番おすすめです!

ここからは、EMSを利用する大きなメリットを4つに分けてご紹介します。

 

荷物の到着が速い

EMSは、発送後3日間で荷物が届きます。

UPSやFedExといった運送会社も3日間で配送するサービスを提供していますが、EMSと比べて価格がかなり高いです。

 

配送料が安い

表を見てわかる通り、荷物の到着が早いにも関わらず、配送料が安いです。

そのため、急ぎで荷物を送る際も、負担が軽くなりますね。

 

理由としては、送料の計算方法の違いがあげられます。

基本的に日本の郵便局以外の運送会社では、容積重量を割り出します。

長さ(cm) × 幅 (cm) × 高さ (cm) ÷ 5000 = 容積重量 (kg)

容積重量 > 実際の重さ」の場合、送料は容積重量を「発送重量」とします。

 

そのため、1kgの大きなぬいぐるみを51cm × 41cm × 34cmの箱で発送する場合、15kgとして扱われるため、送料がかなり高くなってしまいます。

 

受取時に課税されないことが多い

物品を輸入する際、製品や価格、生産国に応じて輸入関税がかけられます。

また、受け取り地域の消費税も課税されます。

 

カナダの個人輸入での免税範囲

・通常:CA$20以下(約1,650円)

・贈答品(ギフトメッセージカード付き):CA$60以下(約4,800円)

 

日本の免税範囲は1万円ですが、カナダはたったのCA$20。

$20を超える合計の内容物である場合、カナダでは輸入関税と消費税が追加されます。

 

UPS、FedEx、DHLなどを通して発送された荷物は、個人輸入の免税範囲を超えていると、ほとんどの確率で課税されています。

 

一方、郵便局やCanada Post経由で届いた荷物は高い確率で課税されないことが多いです。

 

保険補償(損害賠償制度)がある

EMSには、2万円までの損害賠償制度が付随しています。

さらに、追加料金を支払うことで、その上限額を引き上げることができます。

なお、限度額は200万円です。

 

EMSを利用するときに注意すること

メリットの多いEMSですが、注意すべき点があります。

 

重さと大きさの上限がある

 

 この限度を超える荷物は受け付けていません。

 UPSやFedExなどでは、これらの規定を超える荷物を受け付けています。

 

再配達がない

荷物受け取り時に留守だった場合、Canada Postは再配達をしません。

不在票はあるものの、Canada Postカウンターまで荷物を取りに行く必要があります。

受取先が家から離れていたり、荷物が重たかったりする場合は大変ですよね。

また、基本的に割引サービスを行うことのないEMSに対して、FedEx、UPS、DHLは複数箱の配送の割引サービスを提供していることがあります。

そのため、複数の荷物を送る場合、他社のサービスを確認することをおすすめします。

 

国際郵便で送れないもの・制限があるもの

取り扱いができないマークのイメージ

日本からカナダへの国際郵便では、取り扱いができない内容物があります。

 

危険物として禁止されているもの

これら以外にも、殺虫剤、農薬等、放射性物質(古いカメラレンズに使われていることもあり)、腐食性物質(車に使われる液体バッテリー等)が禁止されています。

 

「安全データシート」で安全が確認できれば発送可能

MSDSやSDSといった安全データシートには、上記のような内容物の性状や取り扱いに関する情報が明確に記載されています。

その文書に、「発送の際に危険物扱いとならない」と明記されていれば、通常通り発送することができます。ただし、運送会社に文書を掲示する必要があります。

MSDSやSDSは、メーカーに問い合わせることで入手することができます。できれば、英語のMSDS / SDSを入手してくださいね。

 

リチウム電池を含むもの

まず、リチウム電池は発火の可能性がある危険物です。

ほとんどのノートパソコン、携帯電話、デジタルカメラは、リチウムイオン電池が使われています。

さらに、クオーツ腕時計もリチウムボタン電池が使用されています。

これらの物品は、以下の条件を全て満たせば発送することができます。

 

発送不可の例

ただし、モバイルバッテリーは1個だけでも個人で発送はできません。UPS、FedEx、DHLにおいても発送不可です。

 

公衆衛生上の理由で禁止されているもの

 

動植物保護の理由で禁止されているもの

 

銃砲刀剣類の取締上の理由で禁止されているもの

まれに、サバイバルゲーム用品が引っかかることも。

 

個人物として禁止されているもの

 

少量であれば発送が認められているもの

小包を梱包するイメージ

なかには制限はあるものの、発送できるものもあります。

 

医薬部外品・化粧品・サプリメント

法令で禁止されていない成分でない限り、90日分まで認められています。

処方薬(Prescription drugs)に関しては、カナダ国内の住民が個人で処方薬を輸入するのは禁じられています。

ただし、単発治療(Single course of treatment)で病院、薬局で調合された薬品に関しては、90日分の輸入が認められています。

 

食品関連

食品(乾燥食品・冷凍食品・菓子類・キャンディー・チョコレート・野菜を含む全ての食品及び植物)は、製品の最終使途を税関告知書に「個人使用(Non-commercial use)」と明記することによって、個人使用と見なされる分量は、発送できます。

しかし、“個人使用”と見なされる分量は、はっきりと明記されていません。

個人使用の分量を超える場合は、特別な輸出証明書及び最終使用者による「輸入証明書」が必要です。

 

日本からカナダへのお米の発送も可能です。

なお、日本から輸出する際は、事前に地方農政局・地方農政事務所に輸出数量の届け出を行うことが義務付けられています。

 

ラベルへの内容物の書き方

荷物のラベルを作成するイメージ

発送手続きの際、ラベルを作成します。

差出人や受取人のほかに、内容物に関して詳細を記載する必要があります。

また、個人的な発送と分かるように、「Personal Use」と記載することをお忘れなく。

 

発送後に問題があった場合はどうなる?

発送後、禁止物品や分量オーバーと見なされた場合、その荷物は、CBSA(カナダ国境サービス庁)から、担当する省庁に送られます。

医薬品・化粧品なら、カナダ保健省、飲食料品ならカナダ食品検査庁に引き継がれ、検査が実施されます。

その後、追加書類を求められるか、発送元に返送される通知が届きます。

なお、贋作、偽ブランド商品は、CBSAで処分されます。

 

荷物発送の方法やルールは突如変更される場合もございます。また、弊社サイトは荷物発送に関して責任を負うものではございません。サイトをご覧になり、進められた荷物発送によって生じたいかなる問題に関しても弊社は一切責任を負いかねますのでご了承ください。

日本からカナダへの荷物発送手順や、本記事の内容に関して、カナダジャーナル現地サポート対象者ではない方からの質問にはお答えできかねますのでご了承ください。

 

まとめ

日本からカナダへの荷物の発送について詳しくお伝えしました。荷物の発送を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

カナダ留学を考えている方は、カナダジャーナルへご相談ください。

カウンセリングから学校の入学手続き代行まで、基本的に無料(※)でご利用いただけます。さらに留学エージェントだけが提供可能な、学校のお得な価格をご案内できる場合もあります!

 

カナダジャーナルを通して学校に入学された方は、安心&充実の無料サポート付き。お問い合わせフォームまたはLINEで、お気軽にご相談くださいね。

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