<カナダの州と準州>各州の特徴と魅力、留学や旅行にお勧めの場所は?

2021年6月11日

カナダには10の州があり、北に3つの準州があります。

州はアルファベット順に、アルバータ州、ブリティッシュコロンビア州、マニトバ州、ニューブランズウィック州、ニューファンドランドおよびラブラドール州、ノバスコシア州、オンタリオ州、プリンスエドワード島、ケベック州、およびサスカチュワン州です。 3つの準州は、ノースウェスト準州、ヌナブト準州、ユーコン準州です。

州と準州の違いは、統治方法に関係しています。あまり難しいことは置いておいて、ここでは州によって政府との関係や制度が異なるんだなぁくらいで思っておいてください。以下には西海岸から順番に、各州・準州の特徴や観光などを中心にご紹介いたします。

 

01British Columbia

ブリティッシュコロンビア州は、太平洋に面したカナダで最も西にある州で国内で最も温暖な場所としても知られています。沿岸の島々と山岳地帯を持ち合わせた多様な地理は、スキー、カヤックなどにも向いており、世界中から自然やアウトドア好きな人が集まります

主要な都市および町は、ビクトリア(州都)、バンクーバーウィスラーケローナです。 バンクーバーは活気に満ちた国際都市であり、ビクトリアは州都であり趣のある町、ウィスラーはウィンタースポーツの本拠地です。また、オカナガンはワイン産地としても有名です。冬は雨が多いですがあまり寒くならず、夏は涼しいため1年を通して過ごしやすい気候です。バンクーバーはカナダ第2の都市とも言われ、留学生にも人気の街です。

 

02Alberta

アルバータ州はブリティッシュコロンビア州の東側にあり、その中間にはロッキー山脈があります。 ロッキー山脈では、スキーやハイキングの目的地としても有名です。 アルバータ州は、カナダの原油産業およびカナダ北部の資源産業の供給サービスの中心地です。

アルバータ州の主要都市は、エドモントン(州都)、カルガリーバンフジャスパーです。バンフとジャスパーには、北米で最も美しい2つの国立公園があります。日本で言えば、北海道のような気候でブリティッシュコロンビア州に比べると冬は寒いです。一方で夏は暑くなるので寒暖の差に注意が必要です。

 

03Saskatchewan

サスカチュワン州は中部の平野部で、アルバータ州とマニトバ州の間に位置しています。 サスカチュワン州の人口の大半は州の南半分、特にサスカトゥーンとレジーナに住んでいます。 州の主要産業は農業であり、鉱業、石油、天然ガスの生産がそれに続きます。

主要都市は、レジーナ(州都)、サスカトゥーンプリンスアルバートです。 サスカチュワンは、釣り、狩猟、その他のアウトドアアドベンチャーで有名です。 サスカトゥーンにあるサスカチュワン大学の歴史的なキャンパスは、カナダで最も美しい大学の1つとして知られています。周りを山に囲まれた平野部、いわゆる盆地のような地域ですので、夏は暑く冬は寒いという気温差が特徴的な気候です。

 

04Manitoba

マニトバ州も平野部で、 サスカチュワン州同様に人口の大半は南部地域に住んでいます。 マニトバの北部は、 楯状地と呼ばれる岩石地域と北極圏のツンドラで構成され、人はほとんど住んでいません。 6,000年以上に渡りこの州には先住民が住んでおり、その文化が引き継がれています。主要都市はウィニペグ(州都)とチャーチルです。 マニトバは、ホッキョクグマやThe Voyageur Festivalと呼ばれる冬のお祭りでも知られています。チャーチルは、オーロラを観察に適した場所として世界のトップ3の内の1つです。気候はサスカチュワン州同様に、夏は暑く冬は寒いという気候です。

 

05Ontario

オンタリオ州は、カナダで最も人口の多い州です。 カナダの首都オタワ、そしてカナダ最大の都市トロントと経済、産業、学業でも中心の街です。 オンタリオ州の住民の大半は、オタワ、ナイアガラの滝、ナイアガラオンザレイクとともに、トロント近くの州南部に住んでいます。オンタリオ州は、アルゴンキン州立公園、ナイアガラのワイン産地、ブルーストレイル(カナダで最も古く、長く続く公共の歩道)、多くの美しい森と湖で最も有名です。オンタリオでは夏の気温が30度以上になることもあり、西海岸エリアと比較すると少し湿度が高く日本に似た気候です。冬はマイナス10~20度になる日もあり、移動時は防寒具などの対策が必要です。

 

06Quebec

ケベック州はカナダで2番目に人口の多い州で、主にフランス語を話す人口、文化、遺産で知られています。ケベック州の人口比率80%近くがフランス語を話します。中にはフランス語と英語を両方話す人もいますが、多くはフランス語しか話しません。カナダ国内でも違う国にいるかのような異国情緒が溢れています。国土面積では国内最大の州です。 ほとんどの居住者は、特に2つの主要都市であるモントリオールケベックシティの間に、セントローレンス川沿いとその近くに住んでいます。ユネスコの世界遺産に登録されているケベック旧市街は、城壁と石畳の通りがあるヨーロッパの町を連想させます。夏の気温は最高でも25度ととても過ごしやすいですが、冬はマイナス10~20度になる日もあります。

 

07New Brunswick

ニューブランズウィック州は、ケベック州のすぐ下にあり海に囲まれています。また西部はアメリカのメイン州との国境です。

主要都市は、フレデリクトン(州都)、モンクトン、セントジョンで、ニューブランズウィック州の魅力は、ファンディ湾、アパラチア山脈、風光明媚な海岸線、多数の灯台にあります。カナダの州の中で唯一英語とフランス語が共に公用語に指定されている州ということもあり、70%程度が英語を話し、30%程度がフランス語を話すという人口比率です。気候は1年を通して涼しい気候です。

 

08Nova Scotia

カナダで2番目に小さい州であるノバスコシア州は、2番目に人口密度の高い州です。州の周りは大西洋に囲まれています。

主要都市は、ハリファックス(州都)、シドニーウルフビル、およびペギーコーブです。 ノバスコシア州は、ケルト文化、ルイブール要塞、国定史跡、18世紀のフランスの要塞の部分的な再建の場所、新鮮なロブスターなどのシーフードで有名です。ツノメドリやアザラシの生息する広大な海岸線となどの自然の美しさを求めて訪れる人が多い地域です。内陸部に比べると積雪はそれほど多くなく、1年を通して涼しい気候です。

 

09Prince Edward Island

プリンスエドワードアイランド州は、実際にはいくつかの島(確には232、メイン島を含む)で構成されており、一番大きな島は州名と同じプリンスエドワードアイランド(島)です。土地のサイズと人口の両方から、カナダで最も小さな州です。 主要都市はシャーロットタウン(州都)、およびプリンスエドワードアイランドです。プリンスエドワードアイランドは小説「赤毛のアン」と周辺海域で採れるおいしいムール貝で有名です。プリンスエドワードアイランド州の気候は、夏は涼しく、冬は少し寒さが厳しくマイナス10度以下となることもあります。

 

10Newfoundland and Labrador

カナダで最も東の州、ニューファンドランド・ラブラドール州は大西洋に面し、ニューファンドランド島と本土のラブラドールで構成されています。人口の90%以上がニューファンドランドとその周辺の島に住んでいます。 主要都市はセントジョンズ(州都)で、この州は居住者、氷河の高騰で知られるグロスモーン国立公園、氷山、ホエールウォッチングなどで知られています。夏は比較的涼しく、冬もさほど厳しくないとは言われていますが、風が強い、霧がよく発生する、降水量が多いという地域としても知られています。

 

11Yukon

ユーコン準州は3つの準州の中で最も小さく、アラスカに隣接する西北に位置します。ブリティッシュコロンビア州の北部に位置し、オーロラ、歴史的なゴールドラッシュの場所、カナダで最も高い山クルーン国立公園のローガン山、白夜(真夜中に太陽が見える)や犬ぞりが体験できる地域です。首都のホワイトホースは南部にあり、ユーコンで唯一の都市です。 北極海岸の一部はツンドラ気候です。

 

12Northwest Territories

ノースウェスト準州は3つの準州の中で最も人口が多く、他の2つの準州と隣り合っています。首都はイエローナイフであり、この地域はオーロラ、白夜(真夜中の太陽)、ナハニ川、ナハニ国立公園保護区とアウトドアアドベンチャーで有名です。人口の半分は先住民族で、ノースウェスト準州には11の公用語があります。 訪問者は、先住民族の文化について学ぶことができます。極北地方ということもあり、冬場は気温がマイナス30~40度まで下がることも珍しくありません。一方で夏は日照時間が20時間以上にもなり、1日中太陽が沈まない白夜となる時期もあります。

 

13Nunavut

ヌナブト準州はカナダで最大かつ最も北の地域です。 1999年にノースウェスト準州から分離された最新の準州でもあります。

世界で最も人里離れた場所の1つであり、カナダで2番目に少ない人口です。 首都はイカルイトであり、この地域にはイッカクを見たり、ホッキョクグマを見たりなど、冒険とも呼べる旅行で訪れることができます。この領土は、イヌイットの先住民族のアートワーク、彫刻、手作りの伝統的な衣服で知られています。 アートは首都のヌナッタスナックタアンジット博物館に展示されています。人が住む世界最北端であるヌナブト準州ともあり「北国」です。

 

まとめ

カナダは世界的にみても、ロシアに次いで2番目に面積の大きな国です。日本の約27倍の大きさとなります。そのため、国内でも西と東で最大4時間半の時差があります。ノバスコシア州に住んでいる人とバンクーバーに住んでいる人では、かなりの時差があるのです!(カナダで開催されるオンラインイベントなどに参加する場合には、開催地域の時刻を確認することが大切ですね!)

どの地域が留学にお勧めかという話になりますが、結論はどの地域でもお勧めです!ただし、語学留学や特別なカレッジ(専門学校)のプログラムを受講したいと考えている方には、やはり学校の選択肢が多いのは都会であるトロントやバンクーバーとなります。都会といっても、日本の東京や大阪のような都市部とは異なり、ビルや商業施設が立ち並ぶ中にも公園や自然、緑が融合しているというのがカナダの都会です。ですので、日本とは違った経験ができるのが魅力でもあります。

カナダの人口は約3,700万人で、日本の約3分の1の人口です。そして人口のほとんどがアメリカとの国境付近である南側に住んでいます。各州・準州の説明を見てもわかるように、やはり北部は本当に寒いのです・・・。ツンドラ気候、白夜とも聞くと、かなり寒くて北の方なんだなぁという予想はつくかと思います。そのようなエリアでは、留学期間中にオーロラ鑑賞などで旅行へ行かれるといった経験にはなりますが、流石に留学の機会は低いです。都会部分も含めてですが、カナダは全体的に自然の中で過ごすアクティビティが盛んで、ハイキングやキャンプ、カヤック、スキーやスノーボードなどアウトドアを楽しむ方が世界中から集まります。ぜひ留学期間中にも、日本ではできないような大自然での経験を楽しんで頂きたいです。

 


カナダというと、「寒い」というイメージが第一にあるかと思いますが、地域によっては日本と同じような気候の場所もありますし、1年中を通しても過ごしやすい地域もあります。バンクーバーやトロントといった都市名は聞いたことがあるものの、他のエリアについては馴染みのなかった、という方にも、少し新しいカナダの魅力が伝われば嬉しいです!

今後、カナダへの留学を考えているけど、自分に合った留学先を教えて欲しい!留学プランを相談したい!と思った方は、お気軽に下記のお問い合わせフォームまたはLINEからご連絡ください。担当カウンセラーが、1人1人に合わせたプランニングをご案内させて頂きます。

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