2019年12月23日更新
カナダで語学留学することが決まった!
ワーキングホリデーのビザが取得できた!
と新しい海外生活の期待に胸を膨らませる一方、
と 心配されている方も多いことでしょう。
また、年間何十万円もする海外保険に加入するのは…と躊躇っている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、そのような心配事もカバーできる MSP(Medical Service Plan)について わかりやすくご紹介していきます。
2020年1月1日より、MSPが大きく変更になることが決まっていますので 既に加入されている方も ぜひこの機会に再確認してみてください。
MSP(Medical Service Plan)とは、カナダジャーナルのオフィスもある BC州(ブリティッシュコロンビア州)の公的医療保険制度 のことです。日本でいう国民健康保険のようなもので、加入者は クリニックや病院で “British Columbia Services Card“と呼ばれる保険証カードを提示することで 無料で診察を受けることができます
カナダの市民権や永住権を持っているBC州在住者は加入の義務があります。
また学生/就学ビザやワーキングホリデービザ、就労ビザを持っている方も 特定の条件を満たせば こちらの保険制度に加入することができます。
ただし、観光ビザや短期間滞在の方は 加入することができません。
条件が合わず、MSPに加入することができない方には 民間の海外旅行保険への加入をお勧めしております。
こちらの記事:
基本保険料(2020年1月1日以降)
無料
無料!と驚かれる方も多いかと思いますが、参考までに 2018年1月1日〜2019年12月31日までの基本保険料は1人 月額$37.50、家族2人以上 月額$75.00でした。さらにそれ以前は その倍額の 1人 月額$75.00でした。
保険料が減額、無料になった経緯としては Budget 2018という、BC州の予算を決定する会議で決まったもので、”Making Life More Affordable”というBC州居住者の為の政策の1つです。
ただし、無料になったとは言え 申請をして “British Columbia Services Card”を取得する必要はありますので 申請手続きをお忘れなく。
ここまでは、基本情報であり カナダの市民権や永住権を保持しているBC州在住者のための情報です。
では、語学留学やワーキングホリデーでBC州に渡航される方の場合は どうなるのか見ていきましょう。
ワーキングホリデービザを所持している方は、下記の条件を満たせば 申請をすることができ、更に 上記のカナダ市民権や永住権保持者と同様に無料で制度を利用することができます。
これらの条件を満たしていれば、申請することができます。
申請の際には、下記の書類が必要になりますので こちらもご確認下さい。
若しくは
雇用主からの手紙(雇用の開始日と終了予定日の記載と週当たり労働時間の記載があるもの)
参考:British Columbia Medical Service Plan for Working Holiday Programs
就学/学生ビザを6ヶ月以上所持している方は、MSP申請することが可能です。
ただし、残念ながら 保険料は無料ではありません。(2020年1月1日より改定)
就学/学生ビザ所持者の保険料
1.の高校、大学とはBC州の高校や大学へ就学する方のことを差しており 日本でのステイタスのことではありません。語学留学や専門学校、カレッジでの就労の為のビザを所持してる方の殆どが②に当てはまります。
参考:British Columbia Medical Service Plan for International Students
British Columbia Medical Service Plan for International Students “Q&A”
こちらにもQ&Aをまとめて見ました。
上記でも述べましたが、eTAや短期間滞在の方は 残念ながら MSPに加入することはできません。
ワーキングホリデーや学生ビザでMSPに加入された方でも気をつけて頂きたい点が、MSPはBC州のみの保険制度です。ご旅行などで州外へ行かれた際には適用できませんので、お気をつけ下さい。
備えあれば憂いなし。慣れない場所では、不安や心配も多いことでしょう。ご自身の条件や状況に合わせて、MSPや海外旅行保険などを組み合わせて いざという時の為に備えておくことをお勧めします。
ご旅行やMSPを取得するまでの保険をお考えの方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧下さい。
こちらの記事:
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