その後、下記の項目が新たにわかりましたので、それに合わせて記事本文と画像を変更いたしました。
2020年11月21日より、カナダ入国者は入国までの48時間以内で渡航出発前までにArriveCANで情報の提出が義務となります。今まで機内でもらっていた別用紙等で提出がなくなるそうです。もし、ArriveCANで情報を提供していなかった場合、$1000の罰金もあり得るとのことです。参照: Use ArriveCAN to enter Canada – canada.ca
ご存知の通り、現在、カナダ政府はカナダ入国までの48時間以内に自己隔離プランと情報を電子的に提出を義務づけています。
いずれかの手段で、必要情報の提出をしないといけません。
2020年11月21日以降は、入国時ではなく、入国前の48時間以内にArriveCANもしくは専用ウェブフォームでの提出が義務化されました。紙媒体での提出、オフィサーへ口頭での申告は無くなり、すべてアプリ経由、もしくは専用WEBフォーム(ArriveCAN Online)となります。
ここでは、携帯電話アプリ『ArriveCAN』の使用例を紹介いたします。
現アプリは、v. 2.x.xとなっています。
v.1.x.x と比べて追加・変更されたのは以下の通りです。
以上の点が、追加・変更となりました。
今後は、規制内容や状況にそって、アップデートがあるかもしれません。渡航の際は、必ず最新アプリをダウンロードしてインストールしてください。
まずは下記のリンク先よりアプリをダウンロードしてください。
※お持ちのスマートフォンによってはダウンロードできない事もあります。その際はArrive CAN Onlie(専用Webフォーム)から手続きを行ってください。
アプリをインストールしましたら、こちらの画面が出てきます。
スタートを押してください。
プライバシーに関する説明が出てきます。
説明をスクロールダウンしてください。
同意しないと先へ進めなくなっていますので、『I accept the Privacy Agreement』のチェックボックスにマークを入れてください。
そのあと、『NEXT』ボタンが濃いいくなるので、それを押してください。
バージョン2アプリから、アカウント作成が必要となりました。
現在も入国後も常時受けとれるEメールアドレスで作ってください。
※ 携帯キャリアメールアドレスは使用しないでください。
上記画面になり、登録したメールアドレスに下記のような認証番号メールが送られてきます。
すこし消し炭みたいなモザイクの所に6桁から8桁の番号が記載れています。
それを、アプリのVerification Code欄に入力してください。
ログインされた状態で下記のインストラクション画面が出てきます。
これで、インストール完了です!
簡単な説明を見たい場合は、そのまま『NEXT』を押してください。
すぐに情報を入力したい場合は『Skip』を押してください。
補足: 一度アクティベーションを失敗するとそのメールアドレスで再登録、ログインできないという現象が現れています。その現象が現れましたら、ArriveCANに問い合わせ先に連絡をして解決してもらってください。
ArriveCAN Contact Page: https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/coronavirus-disease-covid-19/arrivecan/contact-us.html (英語/フランス語)
この回答を聞いている時間が無い場合、他のメールアドレスで再チャレンジしてください。(Gmailの場合、少し工夫すれば、同じメールボックス内で複数のメールアドレスが作れます。参照)
これより渡航情報を入力していきます。
情報入力は、入国前の48時間以内に行ってください。
飛行機、車、船と3種類入国方法を選べるようになっています。
この表示ページの下部に色々補足説明へジャンプするボタンが並んでいます。
皆さんのほとんどが飛行機だと思います。ここでは、飛行機の場合を紹介していきます。
まずは、Entry by Airを押してください。
国境を超える物流・旅客業、医療サポート者等は⾃⼰隔離が免除されていることがあります。その対象者だけYES を選びますが、
皆さんのほぼ間違いなく⾃⼰隔離対象になりますので、NO を選びましょう。
今回の渡航目的を選んでください。
円内にチェックをいれたら、NEXTをおしてください。
まず、渡航に使うID(身分証明書)を聞いてきます。
先ず、カナダ/アメリカ市民権、永住権保持者ではないので、パスポートを選んでください。
すると、パスポートの顔写真があるページをスキャンする画面となります。
顔写真のページをスキャンすると自動的にパスポート情報が入力されていきます。もし、うまくいかない場合でも手入力できます。
ArriveCAN 投稿者情報確認画面が出てきます。
他に渡航者がいないが場合は、『NEXT』を押してください。
滞在先入力画面が出てきます。
この住所は、確実に入国後14日間は滞在するところでないといけません。
入力事項を確認しましたら、『NEXT』を押してください。
V2.0.23 より、住所入力中に、住所候補が自動的に出てくるようになりました。
ここより、今回の新型コロナウイルス(Covid-19)対策のための自己診断と自己隔離プランについての応答となります。
自己隔離について4問、症状有無について1問の計5問あります。
質問開始は、『NEXT』を押してください。
14日間自己隔離ができる場所がありますか?
申告した滞在先が自己隔離を受けれてくれるなら、『YES』を選んでください。
確認しましたら、『NEXT』を押してください。
申告した滞在先に、脆弱者(65歳以上の高齢者、疾患持ち)はいらっしゃいませんか?
いなければ、『NO』を選んでください。
確認しましたら、『NEXT』を押してください。
申告した住所は、集団生活施設かどうか?
老人ホームや、介護施設などのように集団で生活している場所かどうか、同じテナント内に違う家族がすんでいるかどうかを聞いています。
2世帯住宅、ホームステイ、ホテルは基本的に上記に含まれませんので、『NO』を選んでください。
確認しましたら、『NEXT』を押してください。
自己隔離期間中、その滞在場所に運ばれる食料、薬、日用品は確保しているのか?
今食料等を保持していなくても、家族が手伝ってくれる、オンライン注文する、配達を頼むとかその方法を確保していれば、『YES』です。
期間中の食料、薬、日用品は問題なければ、『YES』を選んでください。
確認しましたら、『NEXT』を押してください。
本来なら、もう一つ質問があるのですが、それは回答できないようになっています。以下のような画像で、入国の直前(48時間以内前)になったら、もう一度ログインしてくださいという画面が表示されます。
到着する48時間前に回答できます。
以下の症状はありませんか?
なければ、『NO』を選んでください。
確認しましたら、『NEXT』を押してください。
すべての質問に答えますと、最終確認画面になります。ここに今まで入力した情報の一部が表示されます。
渡航直前でもよいので、入力を確認したら、『Submit』を押してください。(入国審査までの48時間以内に行ってください)
上記のように『Confirmation Number』確認番号と、今回の渡航情報が表示されている画面に切り替わります。
この画面を入国審査官に見せてください。
これで、ArriveCANの操作は終わりです。無事に入国できましたら、『DONE』を押してください。
まだ到着までしばらく時間がある、アプリを閉じないといけない場合、そのまま閉じてください。もしくは、そのまま『DONE』を押してください。
また、再度アプリを開き、ログインすれば、
最初の入国方法を選ぶ画面に戻ります。
このように、前回の途中の所までに戻るボタンが表示されています。
こちらの画像のようにすでに確認番号を取得している場合は、『View Your Entry into Canada Code』というボタン名に変わります。
この画像のように、3桁(3-digit)コードを聞いてくることがあると報告されています。現段階では私たちの方ではこのコードをどこで取得して入力していかないといけないのか判明しておりません。
もし、このような場合でもあわてず、入国時に入国審査官、空港スタッフに聞きましょう。
先の『Confirmation Code』識別番号表示画面を入国審査官にみせるのですが、プランを補足のため、通常以下のような質問をしてくるでしょう。
もし、ここで、入国審査官が、万が⼀条件に⾒合う滞在先を確保できていないと判断された場合、もしくは症状がありそうとみられた場合、Chief Public Health Officer of Canadaが⽤意した施設にて14⽇間自己隔離滞在する形になります。
自己隔離期間中、カナダ公衆衛生局より、抜き打ちでルールに従い⾃⼰隔離をきちんと⾏っているか確認の電話が入ります。毎日の報告がなかった場合もかかってきます。
1-888-336-7735 、1-888-200-4881 、どちらかの電話番号からかかってくる可能性があります。参照
とりあえず、電話がかかってきたら、すぐ応答しましょう。
まれに、カナダ国境サービス庁、公共衛生局、地元警察、消防署から局員、署員が申告した住所に訪問があり、ちゃんと自己隔離がされているかどうか、チェックがあります。期間中はその家(ホテルならば部屋)からでてはいけないことになっているので、ちゃんと在宅しておきましょう。
とは言っても、感染を100%防げるわけではありません。もし、症状が現れたら、落ち着いて以下の事を行ってください。
上記どちらか、もしくは両⽅が科されます。
さらに、感染を原因に他⼈を死や重篤状態に陥らせた場合、以下のうちどれかの措置が執られます。
地元警察も取り締まりに加わり、$275〜$1,000の罰⾦を科せる権限が与えられています。
さらに、地方自治体によっては独自の罰金を定めているところもあり、それも払うことになるかもしれません。
入国後のArriveCANの使い方はこちらをご参考にしてください。
まだまだ、続く新型コロナウイルスパンデミック、入国規制が続いていますが、すべての人が入国できないわけではありません。
市民権、移民の人、その家族はもちろんの既にワーキングホリデービザ、学生ビザを取得して一時帰国中の人も再入国は可能です。
自己隔離するのは、すべての入国者が対象ですので、上記の申告はアプリを通すか、紙ベースか、その場で口頭かなんにしろしないといけません。
現在、カナダ国境サービス庁は、モバイルアプリだけではなく、ブラウザー上からでもプランが提出できるWebフォームも用意しております。
使用方法は、モバイルアプリとほぼ一緒です。上記の方法を参考にしてください。
BC州内で入国する場合は、BC州の自己隔離プランを提出しないといけません。
BC州への自己隔離プランは任意となりました。ArriveCANの申告は必須です。⇒参考(BC州政府サイトより。9/3更新)
BC州政府ウェブサイトの『Self-Isolation on Return to BC』ページから、提出してください。
このブログ記事で、皆様のスムーズな入国に役に立てられたら、幸いです。
今回のアプリのスクリーンショット画像は、6月下旬に入国された時のを利用し、さらに7月15日のアプリアップデート情報を元に、再編集しています。実のところ、私らも最終確認後、Submitを押した後のスクリーンを見たことがありません。その後入国した人の情報をもとに作成しております。
今後、アップデートがあり、実際に利用時に差違が発生する可能性がありますが、ご了承ください。
もし、差違がある場合は、気軽にお知らせください。今後、入国される方の役にたつように、再編集し直します!
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