BC州自己隔離プランWebフォーム入力の仕方・記事タイトル rendering-illustration-clipboard-with-checklist
追記: BC州自己隔離プラン申告は、任意になりました。ArriveCANを必ず申告することは変わりありません。⇒参考(BC州政府サイト、9月3日更新)
現在、カナダはCovid-19(新型コロナウイルス)パンデミックのため、入国規制をかけておりますが、一部の方は入国が許されています。
ですが、ほぼすべての方に入国後に14日間の自己隔離を義務づけております。
ですので、入国時には必ず自己隔離プランを提出が義務づけられています。連邦政府へはアプリ『ArriveCAN』で入力、もしくは入国時もらった用紙に記載です。詳しくはこちらを参照
バンクーバー空港をはじめ、BC州に入国され、BC州内で自己隔離を行う予定の方は、BC州政府にも同様な自己隔離プランを提出しないといけません。
ここでは、BC州政府が求めている自己隔離プランWEBフォーム版の入力の仕方を解説します。
入力の仕方
まず、BC州政府の公式ウェブサイトのSelf-Isolation Plan Webフォームページ(https://travelscreening.gov.bc.ca/ )に開いてください。
BC州Covid-19自己隔離プランのスクリーンショット その1
もし、見つからない場合は、
『COVID-19 Canada BC self-isolation plan』で検索すると、BC州政府のウェブページ『Self-Isolation on Return to BC』が⾒つかります。そのページを開き、『Submit your self-isolation plan』とリンクされた⽂字列がありますので、そこをクリックしてください。このページが出てきます。
ArrivaCANとは違い、1ページで終わっておりますので、スクロールダウンしながら入力してください。
連絡先情報入力
BC州Covid-19自己隔離プランのスクリーンショット その2 連絡先情報入力
- First Name: パスポート表記の名
- Last Name: パスポート表記の姓
- Date of Birth: 生年月日をYYYY/MM/DD表記で
- Phone Number: 必ず、あなた本⼈が受話できる電話番号を⼊⼒すること︕
⽇本の携帯電話番号なら最初の『0』を省いて、『+81』(⽇本国番号)を付け⾜す。カナダ国内の番号は、『+』をつけず⼊⼒ - Email Address: いつも使う、必ずカナダで受信できるアドレスを使⽤すること。docomo.ne.jp、ezweb.ne.jp、softbank.ne.jp等のキャリアメールは使えません
- Home Address: 自宅住所ですが、これはBC州に帰国する人の場合は自宅ですが、留学・ワーホリで初めて入国される場合はカナダ国内に住所がありませんので、ここは自己隔離場所の住所を入力してください。
最初の項目は、部屋番号、番地、ストリート名を入力してください。 - City: 滞在する市町村名を入力。同じメトロバンクーバー内でも、郊外に行けば、名前が違う場合があるのでよく確認すること。
例:- Burnaby: メトロタウン付近
- Richmond: バンクーバー空港があり、その付近。
- Province / Territory: 州名を選択。BC州は、『British Columbia』
- Postal Code: 郵便番号。通常は、英字・数字・英字・スペース・数字・英字・数字と並んでいます
もともと、BC州に戻って来る人を対象としていたのですが、カナダ国外からBC州に入ってくる人すべての人が提出しないといけないので、このような間際らしくなっています。BC州政府の担当者に確認したところ、ここは滞在先を入力するようにとアドバイスをいただきます。
BC州Covid-19自己隔離プランのスクリーンショット その3 渡航情報入力
ここでは、渡航情報を入力してください。
- Arrival Date: 到着日もしくは入国日をyyyy/mm/dd表記で入力
- Arrival By: 渡航方法を選択。ほとんどの方は航空機でバンクーバー空港へ到着ですので、『Air』を選択
- Airline/Flight Number: フライトコードを入力
- Arrival From: 出発空港情報を入力。成田、羽田の場合は、『Tokyo, Japan』で問題ありません。
自己隔離プラン情報を入力
ここでは、自己隔離場所について入力していきます。
自己隔離先情報
BC州Covid-19自己隔離プランのスクリーンショット その4 自己隔離先情報入力
- Do you have accommodations arranged for your self-isolation period?: 自己隔離先を用意しているのか?聞いていますので、もちろん、用意してないといけませんので、『Yes』
- Isolate Type: ホームステイや友人宅、知人宅等の個人住宅に滞在の場合は、『Private residence』を選択。ホテルなど商業の宿泊施設は『Commercial (hotel)』。家族や親戚などの家がこちらにある場合は、『With family』を選ぶ
- Which city will you be isolating in?: 連絡先情報と同じように、自己隔離場所の市町村名を入力。
例: - Whistlerの場合: 山間部にある町。正式にいえば、市町村ではなく特殊な集落の部類ですが、City欄に『Whistler』と入力してください。
- Township of Langley: ラングレーは、市ではなく町ですが、City欄に『Langley』と入力してください
- District of North Vancouverの場合: ノースバンクーバー内の中心街以外の地域は、市とは違う別の行政区。中心街はCity of North Vancouver。でも、『North Vancouver』と入力してください。
- What is the address where you’ll be staying?: ストリート名、番地、部屋番号を入力してください
自己隔離先について
ここでは、自己隔離先について補足情報の質問の答えます。
BC州Covid-19自己隔離プランのスクリーンショット その5 自己隔離について補足情報入力
- 1番目: 自己隔離先に60歳以上、疾患者とは離れてすごすことになるか確認です。通常は『Yes』
※ BC州政府のスタッフのアドバイスですと、65歳未満で、喘息、糖尿病、心臓疾患、高血圧、癌、肺病、低免疫力などの疾患がないことが必須です。 - 2番目:⾷事、薬、⽇⽤品、掃除道具等の日常必需品を必要な時にすぐに入手できるのかをきいています。ホストファミリー、友人知人でそれらを用意・運んでくれる人がいることが必須です。通常は『Yes』
- 3番目: これは任意回答で、その自己隔離先までの交通手段を聞いています。公共交通機関(電車・バス)、タクシーなどの利用はできるだけさせてください。
友人、知人の迎え、自分でレンタカーを手配しての場合は、『Personal vehicle』を選んでください。
エージェント経由で空港送迎などをご利用している場合は、『Chartered Vehicle(貸し切り車両)』となるので、この選択肢に当てはまりませんので、無回答で問題ありませんが、空港スタッフ、入国審査官などに聞かれましたら、必ず『Chartered Vehicle』を手配していると答えましょう。
入力確認
BC州Covid-19自己隔離プランのスクリーンショット その6 入力確認
すべての入力情報に間違いがなく、プライバシーポリシーに同意するならば、『 I certify this to be accurate』のところにチェックマークをいれ、『Submit』ボタンを押してください。
最終画面
BC州Covid-19自己隔離プランの画像 その7 確認画面。PCでの場合を撮影
『Submit』をおしますと、『Confirmation Number』が表示されます。これをスクリーンショット等で控えておいてください。
入国審査時に提出を求められたら、この番号をみせてください。
入国審査時
先の『Confirmation Code』識別番号表示画面を入国審査官にみせるのですが、連邦政府のとかぶっていますので、ほぼ任意でみせることになります。
ですが、入力は必ずBC州のも行ってください。
入国時には、連邦とか州と別々にせずに一貫として、通常以下のような質問をしてくるでしょう。
- 65歳以上の人がいるか?病気持ちがいるか?
- 自己隔離期間中滞在する場所は、 個室か?
- 浴室は他の人とシェアするのかどうか?
使用後は毎回消毒・清掃すると言えば、シェアでも問題ないです。 - キッチンは使えるのか?
他の人も使用するが、ちゃんと食事が部屋まで運ばれるのであれば、問題ありません。 - 食事・日用品・薬とかそろえられるのか?
家族が用意してくれる、入手を手伝ってくれるとか、オンラインで配達されるのを注文をするのであれば、大丈夫です。 - 自己隔離場所までどうやって行くのか?
バスや電車、タクシーなどの公共交通機関は奨められていませんので、それ以外の方法で向かうことを申告してください。- Chartered Vehicle (貸し切り車両)、送迎業者を利用する場合はこれで表現。
- Rent-a-car(レンタカー)。レンタカーを用意していたら。
- 家族や友人が迎えに来てくれる
- その他
もし、ここで、入国審査官が、万が⼀条件に⾒合う滞在先を確保できていないと判断された場合、もしくは症状がありそうとみられた場合、Chief Public Health Officerが⽤意した施設にて14⽇間自己隔離滞在する形になります。
入国後
自己隔離期間中、Government of Canada Officials(カナダ国境サービス、公衆衛生局、RCMPなどなど)より、ルールに従い⾃⼰隔離をきちんと⾏っているか確認の電話が入ります。
1-855-906-5585もしくは613-221-3100から場合が多いですが、日本からの携帯番号を利用していると、非通知でかかってくることがあります。
政府からの電話が非通知でかかってきたという報告あり。
とりあえず、電話がかかってきたら、すぐ応答しましょう。
たまに、カナダ国境サービス庁、公共衛生局、地元警察、消防署から局員、署員が申告した住所に訪問があり、ちゃんと自己隔離がされているかどうか、チェックがあります。期間中はその家(ホテルならば部屋)からでてはいけないことになっているので、ちゃんと在宅しておきましょう。
入国後は、この連邦政府の自己隔離プランArriveCAN申告後と全く同じです。下記のリンク先の『入国後』の解説をご参考にしてください。
まとめ
基本的には、ArriveCANがメインとなりますが、もしこのBC州のを入力し忘れてても入国に挑んでも、問題ありません。後で必ず入力するようにと言われます。
カナダ連邦政府の自己か陸プラン提出システムができる前に、BC州政府が独自に先にはじめたため、このように二つの似たようなレポートを提出するようになってしまいました。
かといって、州のを疎かにはできません。実際に、入国後にフォローアップや検疫をちゃんとしているかどうかの確認は、BC州政府が管轄しています。
入国後の自己隔離を行った方の話を聞くと、役人からの電話連絡、Eメールも、ほとんどBC政府からとのことでした。
現時点では、入国後自己隔離義務規制は8月31日にまでですが、状況を見て延長される可能性が大きいです。今までの政府の動きを見ると、まだまだ、続くと思います。
ちなみにこの自己隔離規制政令は、移民局(IRCC)主導ではなくカナダ公共衛生局(Public Health Agency of Canada)主導です。入国規制の更新発表よりかは、若干早めに更新が発表されています。
また、カナダジャーナルもこちらの方で変動等がありましたら、できるだけ早めに紹介します。
皆様が、無事に安全に元気でカナダに訪れてくれることを切に願っております。