バンクーバーの風景 イングリッシュベイ ジェリコビーチからの風景
日本からの海外留学先の中で非常に人気が高いのがカナダですが、その中でも西海岸側に位置するバンクーバーは、自然の都市の調和が取れた東海岸のトロントと1、2を争うほどの人気都市です。
どうして日本人の留学先として人気なのか、バンクーバーの特色と基本情報を3つのメリットとしてまとめ紹介します。これから留学先を考える際の参考としてご活用ください。
目次
バンクーバースタンレーパーク 紅葉の風景 ヨットハーバー
カナダの冬といえば雪が降り積もった非常に寒いものをイメージする方が多いでしょう。現に東海岸側にあるトロントやモントリオールなどでは冬は気温が0度を下回るほど厳しく雪も降り積もっています。(※時々、ナイアガラの滝が凍るほどです。)
しかし、バンクーバーは西海岸から暖流により温められた空気が運ばれることに加えて、北側の山々が移動してくる冷気をせき止めてくれますので、穏やかな気候で日本と同じように四季に恵まれています。
また、バンクーバーの気候は雨季と乾季にも別れており、5月から10月の乾季は晴天が続き気温も20度前後を維持していますので非常に過ごしやすいです。真夏でも30度を超えることは非常に少なく、30度を超えても日陰にいれば、エアコン無しで過ごせるぼどですので、日本より確実に過ごしやすいと言えるでしょう。
一方、10月から5月初め頃までは長雨が多いです。ちょうどその頃が、太平洋の暖気と内陸の冷気がぶつかるところがバンクーバーがある西海岸あたりにあたり、それが雨を呼び、気温は東京の冬と同程度に留めてくれます。ですので、その位の気温なので、めったに雪が積もることがありません。特別な防寒装備を用意しなくても日本と同じように過ごすことができます。雨が多い冬ですが、強い雨もめったにありません。傘が必要かなと思われる量の雨がほとんどです。
バンクーバーのカナダ人がめったに傘を差さずに、レインジャケット、パーカーのフードをかぶるだけにすませている光景をみかけるのも、その雨量の少なさが影響されています。ただ、アジア系の移民が増えたこともあり、傘を差す人がこの十数年で増えたのも確かです。
イギリスの雑誌で毎年開催される、世界で最も住みやすい都市ランキングの上位に毎回ランクインするバンクーバーは、5つの評価分野のうち特に医療制度と文化、教育の分野で高い評価を受けています。
都市自体も海や山に囲まれていて都会と自然の雰囲気を持ち、両方のアクティビティーを楽しむこともできます。そういう街ですから海外からの移住者も多く、留学生にとっても過ごしやすいです。
そのため、言語や文化の多様化が進んでいます。そんな環境の中で、語学学校は学校間でのサービス競争も激しくなっています。授業内容や教師の質の高さをセールスポイントとしている語学学校もたくさんあります。サービス面では特に授業内容の豊富さにも定評があり、実際に街中での会話を中心に学習するクラスから、語学力の資格習得に向けたクラス、大学進学など、さらなる学習に向けて自分の目的、将来の目標に合わせたクラス選びが行えます。
北米の中では、治安が良くて比較的な安全なため、中学生や高校生の短期留学先としても多く選ばれています。
多民族・多文化な授業風景のイメージ図
カナダ英語は、イギリス英語の名残を残しつつ、アメリカ英語の影響を非常に受けていいます。イギリス英語ともアメリカ英語とも違うアクセントです。英語圏の中でも日本人には聞き取りやすいと言われています。
また、文化の多様化・移民の増加も相まって、特にバンクバーバーは、いろんな言語圏の人と話す機会が多くなっております。そのため、さまざまな言語圏とのコミュニケーションが増えることによって、様々なアクセントが混在しています。その影響化、バンクーバーで話されている英語は非常に聞きやすくなっているといわれています。
バンクーバーで英語を勉強することは、他言語圏の人々と接しながら、世界に通用する英語を習得するにも非常に適していると言えるでしょう。
バンクーバーは、その温暖な気候から特にアジア人の留学生や移民が急増しています。そのため英語以外の言語でも意思疎通が可能です。英語が話せない人にも寛容で、大抵の住民は意思疎通ができるように互いの声に耳を傾けてくれます。
そんなたくさんの人種が生活している街ですので様々な文化の店舗が豊富です。中には日本人が進出している場所もあり、日本人が経営しているカフェや料理店など、日本人に向けた求人も多くなっています。留学したばかりで英語が話せない時期でも、働き口の心配はありません。また、日系ではない大手カフェチェーン店でも日本人や留学生がたくさん働いていますので、ローカルで仕事を得られる機会が多いのも嬉しいところです。
前述通り日本人が経営している料理店も多いだけでなく、他の文化圏の人も日本食系料理店を経営していることも非常に多いです。そのため、日本食に使われる食材は、日系の店だけでなく他のアジア系の店でも取り扱われています。
バンクーバーに滞在している間に日本食に困った話をほとんど聞きません。
中には語学留学して街が気に入ってしまい、本格的にバンクーバーで進学を目指す方や、シニア留学の場所として選ばれる方もいらっしゃいます。高等教育にも力を入れており、市内には大小様々な私立や公立の学校、大学などがあり、長期滞在してこちらの大学を卒業される方もいます。
そんな魅力たっぷりなバンクーバーですが、少なからずか、デメリットがあります。主なデメリットを紹介します。
ただし、移民している人の中には富裕層の移民も多く、物価が上昇しつつあります。特に住宅価格が急騰しており、それに伴って留学生向けのシェアハウスなどの家賃も上昇し、現在の相場は東海岸のモントリオールと比べるとかなり上回っています。
また、BC州での消費税は日本より高く、生活雑貨・衣類・電子器具などの物品を購入すると連邦消費税と州の消費税の合計12%かかります。レストラン、カフェでの消費税は連邦州だけの5%ですが、チップの風習もあるので思った以上に高いことがあります。ラーメン1杯でも日本の2倍ほどかかることも珍しくありません。
生鮮品、食材に関しては非課税となっていますので、自炊する分には消費税もチップもかかりません。
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日本からの留学生が多いイコール同じ日本からの留学生と接する機会も多いの事実です。また、多文化が進んだ街ですので、日本人から移民も多く、日本人コミュニティーも少なくありません。ついつい、その日本人同士で集まって、日本語で語り合う機会へ偏ってしまうのも事実です。
ただ、日本語で話す機会が増えるのはホームシックにかかりにくいというメリットもあるので、一概に否定はできません。
他の言語圏と話す機会も多いのも事実ですので、こういうチャンスをいかすことをお勧めします。
バンクーバーは留学先として申し分のない街ですが、何も学習だけが楽しみというわけではありません。
周辺には沢山のビーチや山がありますので、学習の合間の息抜きにも事欠きません。夏は海でのカヤックや山でのハイキング、冬は、少し足を伸ばし3時間ほどで北米最大のゲレンデをもつウィスラーに行けます。
また、南へ2時間車を走らせるとアメリカとの国境があります。アメリカの西海岸へのアクセスもよいのも、バンクーバーの特徴です。
シアトルまで車で3時間程、サンフランシスコなどは飛行機で2時間、カジノで有名なラスベガスでも飛行機で3時間でいけますので休日を利用した小旅行も楽しめます。
住んでよし、遊んでよしの魅惑の留学先バンクーバーで英語を勉強してみてはいかがでしょうか。
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