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コロナ禍でのカナダ留学渡航体験談<出国〜入国〜自己隔離期間>

2021年1月25日

2021年へめくるイラスト Freepikより

渡航の準備から出国まで

このブログでは日本からカナダに行くまでの流れを説明していきます。
これを読んでいる人は、カナダへ渡航間近の方、あるいは今年はカナダで留学・渡航したいと考えている人が多いかと思います。コロナ禍での渡航実態について、2020年12月にワーキングホリデービザで渡航された留学生の方にリアルな体験談を伺いました。自己隔離期間中の様子もシェアしてくれましたので、これから渡航を控えている方はぜひ参考に最後まで読んでみてくださいね。

渡航を決めたきっかけ

日本で船舶調理師として船の中で働いていたました。
2年ほど働き日本をぐるぐる周った後、日本だけでは物足りなくなり、ネットで色々調べたところ、海外のクルーズ船勤務などは英語が必須だと知り、すぐに渡航を決意しました。その後エージェントに話を聞きに行き、ビザの申請、語学学校の申請など、留学に必要な書類を一通りそろえました。2020年3月末に仕事を辞め、渡航日は5月頃に決まりまって飛行機も取っていましたが、コロナが流行り始め、5月の渡航は9月ごろに延期となりました。その間は日本でアルバイトをしながら、今後の将来の不安とともに頭を抱えながら渡航日を待ち望んでいました。
ところがコロナの勢いも収まらず世界中が大混乱に陥っている中、のうのうと留学できるわけもなくまたしても12月頃まで延期になりました。安定した職場を辞めてしまった罪悪感、夢の実現に近づけない不安、また貯金も少しずつなくなっていき、一時は留学を諦めた時期もありました。11月頃、ありがたいことにカナダのとある企業からお声掛けくださり、就労許可証をいただけることになりました。渡航は12月6日に決まり、いきなりのことで正直全く現実を受け止められませんでしたが準備も順調に進み無事カナダへ渡航することができました。

 

留学前に不安に思っていたこと

不安になることは、言語が伝わらない未知の世界で本当に生きていけるか心配でした。不安になることをあらかじめ日本にいるうちに考え、対策しておくことが大事だと思います。自分自身の英語スキルは中学英語もままならない程しかなかったので逆に開き直って人生やり直す気持ちで渡航しました(笑)

 

日本で準備したこと

  1. Job Offer Letter(雇用証明書)
  2. カナダ到着後14日間の隔離宿泊施設の手配(ホームステイ先)
  3. 海外旅行保険の加入
  4. 航空券の手配
  5. ワーキングホリデービザ
  6. SIMの取得、SIMロックの解除(入国する際電話番号が必要な為)
  7. ArriveCANの取得、入力

 

1.Job Offer Letter(雇用証明書)

これが一番大事です。これがなければカナダに入国することが出来ません。
コロナの影響でビザの対応が大きく変わり、ワーキングホリデービザを持っていたとしてもJob Offer Letter(雇用証明書)がないと入国できません。
現に私はワーキングホリデービザは持っていたものの、Job Offer Letterを持っていなかったので約7ヶ月待ちました。ありがたいことに、とある企業が声をかけてくれて渡航できることになりました。

2.ワーキングホリデービザ

ひとまず、これがないと話になりません。私はビザを取得するまでに約1ヶ月ほどかかりました。

3.海外旅行保険の加入

私は日本でAIGという世界的に有名な海外旅行保険に加入しました。
AIG損保はカナダはもちろんのこと、世界中に提携先の病院が55万以上あることが大きな魅力でした。また24時間365日対応してくれます。
私は金銭面に余裕がなかったので一番安いプランにしました。

4.航空券の手配

航空券はエージェントの方と相談して自分で取りました。もともと2020年の4月頃に渡航する予定で航空券も手配していたのですが、コロナの影響で延長することになりキャンセルすることになりました。沖縄に住んでいた為、飛行機で成田空港まで行かなければならなかっのですが、沖縄から成田までの直行便がなく、沖縄⇨羽田⇨成田⇨バンクーバーという形で行くことになりました。

5.カナダ到着後14日間の隔離宿泊施設の手配(ホームステイ先)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状の有無にかかわらずカナダ到着後14日間の自己隔離が義務となっています。

6.SIMの取得・SIMロックの解除

14日の自己隔離期間に隔離中の様子について保健所の担当者から確認の電話がありますので、必ず連絡が取れる電話番号を入国時に提出しなければなりません。
しかし、空港到着後は寄り道する事が出来ず隔離施設へ直行しなければならない為、その日に現地で携帯電話を契約するのは不可能・・・
だから私はカナダ国内で使えるSIMを日本へ予め郵送してもらい、カナダ到着後すぐにSIMを取り替えることにしました。またSIMを取り替えるにはSIMロックを解除しないといけない為、インターネットで調べながら行いました。携帯ショップでSIMロック解除を行うとお金がかかる為、ネットで調べながらやるか、Youtubeで一緒にやりながらがオススメです。案外すんなりできます。

7.ArriveCANの取得、入力

現在カナダへ渡航する際にカナダ政府が公式にリリースしているArrveCANというアプリをダウンロードする必要があります。

 

※コロナ禍でのカナダ入国規制やArriveCANアプリの使用方法については、最新情報をご案内しています。気になる詳細はこちらの記事を合わせてご覧ください。

[9/20 更新] カナダ新型コロナウイルス流行(Covid-19)に伴う国境入国制限ならびに自己隔離規制について

[1/22更新] カナダ入国必須・『ArriveCAN』Covid-19パンデミック自己隔離プラン提出アプリの使い方(使用例)

 

日本出国時について

沖縄に住んでいた為、那覇空港⇨羽田空港⇨成田空港⇨バンクーバー空港のルートでカナダまで行くことになりました。

那覇空港⇨羽田空港(ANA) 21,000円
羽田空港⇨成田空港までのリムジンバス 3200円
成田空港⇨バンクーバー(AIRCANADA) 163,660円
計:187,860円

※荷物の重さなど国内線と国際線で異なる為、あらかじめサイトで調べて一度家で測ることをオススメします。(追加料金で1万以上払った友達がいるので。。。)

羽田空港⇨成田空港まで

成田空港まではリムジンバス(高速バス)での移動しました。あらかじめバスの時間を調べてましたが、人数や道路状況によって時間が変更することもあるそうです。バス内も5〜6人しかおらず、マスクの着用の呼びかけをしていました。

 

成田空港内、機内の様子

全体的に人は少なくガランとしていました。北ウイングと南ウイングをつなぐショッピングモールに入ってみると、休業中の店が目立ち、開店しているマクドナルドが輝いて見えました。
チェックインカウンターではスタッフの方にパスポート、航空券、ワーキングホリデービザ、Job offerの提示を求められました。保安検査を終え中へ入ると日本経由で来られた外国の方々が沢山いて、見慣れない外国人に怯えたのを覚えてます(笑)その後の搭乗までの手続きはスムーズで、搭乗券をスキャンして搭乗ゲートを通過する前に一人ずつ検温があるくらいでした。着席と同時に+CLEAN CAREと書かれたパッケージが配られました。(中身は以下の通り)

-使い捨てマスク -使い捨て手袋 -ミニ手拭き -お菓子 -水(250ml) -イヤホン -消毒ジェル

搭乗者は座席数に対して3分の2ほど埋まっており、家族連れや小団体が多い印象でした。成田〜バンクーバー間のフライト約9時間、機内では飲食以外の時は必ずマスク着用するよう何度も機内アナウンスをお願いされました。
ドリンクサービスは食事の時の二回と座席の前にある画面で、数種類のドリンクを常時選ぶことができました。後は水のペットボトルを欲しい人へのみ配布してました。
機内では朝からの長旅で疲れていてすぐに眠ってました。機内食はヘルシーで健康的な食事が出てきました。しかも1回目の機内食の1時間後くらいに2度目の機内食が出てきて驚いたのを今でも覚えてます。

到着前に、日本で使っていたSIMと、あらかじめカナダから取り寄せたSIMカードを入れ替え、到着後すぐにホームステイ先まで送ってくれる担当者と連絡が取れる状態にしました。

バンクーバー到着時の様子と入国審査について

到着後、すぐに担当者に着いたことを連絡してから入国審査に向かいました。
入国審査に進み、入国審査官に以下の内容を確認されました。
(1)パスポート
(2)渡航目的
(3)ビザ用紙の提示
(4)Job Offer Letterの提示
(5)咳や発熱などの症状があるかどうか
(6)隔離しなければいけないことを知っているか

無事に入国審査を終えたら、次は荷物の受け取りです。
荷物にあらかじめ分かりやすく目印をつけていたのですぐに見つけることができました。自分の荷物を受け取ったら、そのまま「移民局(Immigration、イミグレーション)」の入り口まで行きました。移民局の中には荷物を持っていけないので、入り口に荷物を置いて中へ入ります。貴重品やビザ発給に必要な書類だけを持って、移民局に入りました。

ワーキングホリデービザ発給

移民局の担当者の人に呼ばれると、

の提示を求められものの2〜3分で就労VISAを獲得!

VISAをもらったら最初に

の点をしっかり確認し、その後Work Permitをもらい荷物を持って到着口に向かいました。
その後、担当の方に迎えにきてもらいホームステイ先まで送ってもらいました。見慣れない外国人に左ハンドルの車、映画でしか見たことない景色は、自分が外国にいると実感するには十分でした(笑)

 

14日間の隔離期間中の様子

隔離中は毎日ArriveCANからメールが届き、アプリで質問に答えていました。
私はホームステイ先での隔離生活だったのですが、1日3回ドアの前にご飯が置かれ、食べ終わったらドアの前に置いとくと回収してもらえるという仕組みでした。
ホストファミリーの方々も優しく、料理も毎日美味しくいただけましたが、到着して1週間は時差で体調が優れず、毎日頭がボーとしてましたが少しずつ体も慣れてきてきます。
基本的に1日のスケジュールは下記の様な感じです。

8:00〜8:30   朝ごはん、朝の支度

10:00〜12:00 英語の勉強

12:30〜15:00 昼休憩

15:00〜16:00 筋トレ

16:00〜17:00 休憩

17:00〜19:30 英語の勉強

19:30〜23:00 休憩

23:00〜      就寝

*休憩時間はNetflixやYouTubeを見たり、バンクーバーの観光地などを調べたりしてました。
体を動かすことが好きだったので隔離生活中に1時間の運動を設け、体をなまらせないよに気をつけていました。ただ当たり前ですが、ダンベルやトレーニング器具はもちろん無いので、スーツケースをダンベル代わりにして自己流の筋トレをしていました(笑)また栄養面も心配だったため日本の薬局で買ったビタミン剤を毎日のみ、健康を維持してました。

<隔離生活初日>

ホームステイ先に着くとホストファザーが部屋の案内をしてくれました。一通り説明してくれた後、「これから一緒に頑張ろう!」と言ってくれた言葉を今でも鮮明に覚えてます(多分そんなニュアンス笑)
携帯とパソコンをWI-FIにつなげ、疲れもあり、その日はそのまま夜まで寝ました。

<隔離生活5日目>

無事カナダに着いて5日目、隔離生活も少しづつ慣れてきて、毎日ヒマだなと思う反面、なにかやらなければ!と気持ちと行動のギャップにモヤモヤした日々が続く中、突然見覚えのない電話番号から連絡が来ました。恐る恐る話を聞くとその人はカナダ政府関係機関の職員とのことでした。そして隔離生活についてのアンケートということで下記の点を聞かれました。

・名前と生年月日
・隔離してる住所
・電話番号の確認
・ご飯は食べているか
・私の体調について

※他は何言ってるのか分かりませんでした

<隔離生活12日目>

隔離生活5日目と同じ内容の電話がもう一回ありました。

隔離期間中に役に立ったこと
・パソコン
学校で必要だったということもありますが、何よりヒマな時間に調べものをしたり動画を見たりと、私にとっては必要不可欠なものでした。またオンライン英会話に登録して1日最低1回はレッスンしてました。最初は講師の方が何言ってるかさっぱり分からなくてグダグダでしたが、何度かやってるうちに流れが掴めてきて、今ではお気に入りの講師とフリートークできるまでになりました。2週間も密閉空間に閉じ込められて、その間誰とも会えません。ストレスが溜まります。誰かと話さないと気がおかしくなります。英語を話す練習もできる、話すことでストレスのはけ口になる、外国人の免疫がつく・・・もしみなさんが通う予定の留学先に、オンラインレッスンの授業がないのであればオンライン英会話オススメです。

・Netfrix
これは必須!自由時間に自分が気に入った映画や海外ドラマを見ることで気を間際らすことができます。今まで一度も海外ドラマを見たことがなかったのですが、あまりの面白さに時間を忘れてしまうこともありました。

・栄養サプリメント
私は日本からマルチビタミン剤とビタミンCのサプリメントを持って行きました。
隔離先にもよりますが自分のホームステイ先では若干野菜不足だったため、ビタミン剤のおかげで賄えることができました。

・SINの取得
ワーキングホリデーでカナダで働くには場合、SIN(Sorcial Insurance Number:社会保険番号)の取得が必要です。
私は隔離後すぐにSIN必要だった為、オンラインで申請しました。必要な情報を入力後、4日後に新番号が書かれた書類が届きました。

 

隔離生活まとめ

隔離生活は2週間の休暇です。人によっては退屈だったり物足りなさを感じるかもしれませんが、私はあっという間の2週間でした。使える時間をうまく利用して新しいことにチャレンジするのもおもしろいかもしれませんね。これから色んな壁にぶち当たるかもしれませんが、
心の底から行ってよかったと思えるようなカナダ生活を送りたいです。

 


最後にカナダジャーナルより

例年とは異なる規制やルールの中での渡航は不安や心配もあるかと思います。渡航前の準備ばかりに気を使いすぎて体調を崩したり不安を煽ってしまっては元も子もありませんが、それでもポイントを押さえて準備を整えておくことは必要です。留学渡航者さんの体験談を参考に、皆さんの留学・渡航もスムーズに進むことを願っています。
2021年、コロナ禍でもカナダ留学したい!渡航について相談したい!と思っている方は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談くださいませ。皆さんのご希望に応じて、充実した留学生活のプランニングをお手伝いさせて頂きます。

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